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ルカ・パヴィチェヴィッチ×恋塚唯、疾走するアルバルク東京の強さを語る(前編)

11/14(木) 12:40配信

バスケット・カウント

「アルバルクはバスケ以外の面でも国際レベル」

文=鈴木栄一 写真=鈴木栄一、野口岳彦

アルバルク東京は直近の2シーズンでBリーグを連覇。ヘッドコーチを務めるルカ・パヴィチェヴィッチの妥協しないスタイルがチームに浸透し、土壇場での勝負強さは他の追随を許さず、特に一発勝負のチャンピオンシップでは盤石の強さを発揮してきた。その強さのベースとなっているのは、チームとフロントがガッチリと噛み合う関係性にある。両輪としてA東京を牽引するパヴィチェヴィッチとGMを務める恋塚唯の対談から、その強さの秘密を探る。



──ルカコーチは2017年夏からA東京の指揮を執っています。日本代表でコーチを務めた後、どのような経緯でこのチームにやって来ることになったのでしょうか。また恋塚GMはルカコーチにオファーを出す際、どんな点を強調したのですか。

恋塚 Bリーグ初年度には、NBL時代からの流れで企業チームから脱却できていない部分もありました。そこに私が入ってクラブのプロ意識を高めていく中、ビジネス部門だけでなくバスケットボール部門もイチから作り上げる必要があると感じていました。選手を含めていろんな人とコミュニケーションを取る中、ルカのバスケットボールへの考え方や経験はもちろんですが、その人柄が決め手になりました。バスケに対して真摯に向き合い、選手が言うように鬼のように厳しい部分がありますが、人間としては本当に人間味に溢れ、優しいオジサンなんです。

ルカ 当初、日本代表の仕事を終えた後はヨーロッパに戻るつもりでした。ただ、オファーを受けた時点でアルバルクについての情報はありました。私はチームとの信頼関係を築くため、ハードワークのできるスタッフ陣、マネージメントされた組織を求めます。アルバルクならそれが可能だ、というのが第一印象ですね。

恋塚 彼に最初に言ったのは「中長期的な視点で一緒にチームを作りたい」ということです。Bリーグが立ち上がり、これからワールドカップとオリンピックを見据えて日本代表も強くしていかないといけない。そしてA東京はBリーグを牽引するチームでありたいし、そうならないといけない。そのために力を貸してほしい、短期的な関係は考えていない、と単刀直入に伝えました。

ルカ 一晩かけて頭の中を整理し、家族や知人に相談して決断しました。アルバルクはバスケットボール以外の面でも国際レベルで通用する組織で、チームとの絆は深い。良い決断ができたと思っています。

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最終更新:11/14(木) 12:40
バスケット・カウント

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