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【東京女子プロレス】AKB48を夢見ていた少女が団体エースに成長

11/14(木) 16:34配信

東スポWeb

【リングを彩る魅惑の女子ファイター】オンリーワンを標榜する東京女子プロレスを、旗揚げ当初からけん引するのが山下実優(24)だ。小学2年生から空手に打ち込んだ少女があこがれたのは、アイドルグループ「AKB48」だった。中学卒業後はアルバイトの傍らオーディションを受け続けたが、連戦連敗。そんな折、以前通っていた柔道の先生からDDT高木三四郎社長を紹介され、東京女子の誘いを受けた。

「格闘技は辞めていて『女の子に戻りたい』って思っていた時期。行くまでは乗り気ではなかったんですけど、DDTを見てみて『楽しそうかも』と。気づいたら『うん』って言ってました」。こうして福岡から上京。家探しの際に親から「田んぼの近くは暗くて治安が悪いからやめろ」と助言を受け、不動産屋にそのまま伝えたところ「都内にそんな場所はあんまりないので大丈夫」と言われて東京を知った。

 たった3人から始まった東京女子は苦難の末に2013年12月に旗揚げを迎え、山下はエースとして奮闘。17年3月には女子プロ界の横綱こと里村明衣子と対戦するなど、着実に経験を積み重ね、成長を遂げてきた。来年1月4日後楽園大会では坂崎ユカの持つプリンセス王座に挑戦する。米AEWでも活躍する坂崎と団体のアイコンでもある山下の王座戦は、団体の真価を問われる戦いでもある。

「ようやく1、2年前くらいから女子プロレス団体の一つとしてブランド化してきているのかなっていう実感はありますね。目標は自分の団体を大きくすること。東京女子単独で両国国技館もやりたいですし。いろんな団体さんがあって、相乗効果で女子プロレス界を盛り上げていけたらいいなと思います」と目を輝かせる。

 アイドルにあこがれステージに立つことを夢見ていたのが、いつしか強い女性にあこがれリングが生きる場所になった。「いろいろな戦い方ができる強さを手に入れたいです」。挫折しても立ち上がり、夢に突き進むその姿は、山下の強さと東京女子という団体のカラーを如実に表している。

最終更新:11/15(金) 17:44
東スポWeb

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