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“サブスク人気”も重視 髭男やLiSAら初紅白歌手の選出理由とは?

11/14(木) 18:09配信

デイリースポーツ

 NHKが14日、大みそかに放送する「第70回NHK紅白歌合戦」の出場歌手を発表した。初出場は日向坂46、Foorin、LiSA(以上、紅組)、Official髭男dism、Kis-My-Ft2、King Gnu、GENERATIONS、菅田将暉の8組。NHKは選考基準について(1)今年の活躍、(2)世論の支持、(3)番組の企画・演出の3点を挙げているが、それぞれどの面が考慮されたかを、報道陣の取材に応じた加藤英明・制作統括の発言からまとめた。

【写真】初出場を喜ぶLiSA

 まず、今年の活躍が顕著という面が強いのは(当然、他のアーティストが活躍していない、というわけではない)日向坂46、LiSA、Official髭男dism、King Gnuの4組だろう。

 日向坂46については「とにかく出される楽曲、楽曲が(チャートで)1位を記録」とし、Official髭男dismとKing Gnuについては爆発的な広がりを見せているストリーミングやダウンロード、サブスクリプション市場を注目した。

 Official髭男dismについては「突出していた」、King Gnuについても「『白日』という楽曲が特に再生回数とともにヒットしたなと。CDでのヒットというよりはデジタルでの指標が突出している」と評価した。

 LiSAはアニメソングでの活躍が光っているが、中でも大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」を担当。こうした要素を踏まえ、「アニソンという枠を超えた活躍」と評した上で加藤氏は「本当に今年の活躍が顕著」とした。

 一方、今年度の活躍だけにとどまらないのが、残りの4組。まずFoorinは「パプリカ」が「NHK2020応援ソング」として生み出され、さらに昨年は企画コーナーでの出演だったことから「きちっと出場歌手として」選んだという。さらに、「今年に入ってお子さんの間であらためて大ヒットした曲で、聞くところによると、ご家族で歌われている方が多いと聞く」と幅広い支持の面でも注目されたようだ。また、英語版の「Paprika」を制作し、「Foorin team E」の結成、紅白の出演もこの日に発表された。そうした「番組の企画・演出」の面も大きいと言える。

 Kis-My-Ft2は音楽面のみならず、バラエティー番組や、ドラマ出演などで幅広い活躍を続けている。「ずっと活躍は見守ってきたグループです。ジャニーズ事務所の中でもKis-My-Ft2の皆さんには、いつかご出演いただきたいなという思いはあった」といい、きっかけとなったのが、4月から司会を担当している「ザ少年倶楽部プレミアム」だという。こうした幅広い要素が考慮されたと見られる。

 GENERATIONSについては、楽曲のヒットといった要素や今年の活躍に加えて、「特に十代の女性の支持が世論調査でも上位という結果」だったという。年齢層、ファン層を考慮したオファーだったと考えられる。

 また、俳優としての活動と同時にヒット曲を連発している菅田将暉については、昨年の「さよならエレジー」から「素晴らしい実績を残されている方があらわれたなと注目はしていた」という。今年は米津玄師が手がけた「まちがいさがし」がヒットしたが、加藤氏は「“満を持して”のご出演かなと思っておりますし、今年の活躍が顕著な俳優さんであり、ミュージシャンだなと思っています」と語った。

 1年間の爆発的な活躍や、長年の安定的な活動、また幅広い分野での活躍など、様々な要素が考慮し、NHKは初出演オファーを出したと見られる。

最終更新:11/14(木) 18:39
デイリースポーツ

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