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【巨人】原監督“ダイヤの原石”見つけた 左腕・横川&育成右腕・与那原

11/15(金) 6:06配信

スポーツ報知

 巨人・原辰徳監督(61)が14日、ソフトバンクとの練習試合で“ダイヤの原石”を発掘した。それぞれ1回無失点と好投した横川凱投手(19)、育成の与那原大剛投手(21)を高く評価。実戦で見せた“戦いざま”に将来性を感じ取った。指揮官はこの日で秋季キャンプを離れ、15日に帰京する。

 新たな発見に、原監督も心を躍らせた。“試合は力試し”という指揮官のチェックポイントは、日々の鍛錬を信じて練習通りの形で打ち、投げられているか。「実戦的なのは横川とかね。与那原もおもしろかった。練習通りというところを出していたね」。秋季キャンプ唯一の実戦で、キラリと光る原石を見つけた。

 この練習試合は指揮を元木ヘッドに任せ、本塁後方に設置された“原タワー”から選手を観察した。「実戦的な選手とは相手打者、相手投手に、戦っている姿がどう映っているかが非常に重要。そういう点で、僕は今日は(見学した)」。選手の評価点とする、「相手にくみしやすし」と思われない選手の発掘に努めた。

 横川は7回から5番手で登板。大型左腕ルーキーは、球速こそ140キロそこそこながら、打者の手元で動く球でバットの芯を外し、1回無失点、1奪三振。原監督から習得を勧められたカットボールも試投し、指揮官も「球がよく動いていたよ」と高い評価を与えた。

 与那原も負けてはいない。8回に6番手で登板。ストライクゾーン内の球でバットを押し込むパワーピッチで3者凡退に切った。18年6月に右肘じん帯再建術を受け、今季は育成選手となったが、8月に実戦復帰。力強さを増して、戻ってきた。

 都内での仕事のため、秋季キャンプの指揮はこの日で切り上げ、15日に帰京する。若手主体で臨んだ秋を「それぞれやらんとする課題を持って、コーチ陣も含めて一人ひとりが考えながらやっていた。実りは出てくる」と手応えを明かす。練習前には、若き精鋭たちに、巨人の心構えを訴えた。

 「ベンチに入るのは29人。その枠を狭いか、広いと考えるかは自分自身。巨人のユニホームを着て戦っている以上、1軍で、東京Dで拍手喝采を浴びることをど真ん中に置きながら野球に取り組んでもらいたい。未来はみんなに平等にある。正しく時間を使い、正しい考え方を持ってほしい」

 選手には約束している。力があれば、年齢も実績も関係なくチャンスを与える。俺が主役の座を奪う。そんな自己主張を待っている。(西村 茂展)

 ◆横川 凱(よこがわ・かい)2000年8月30日、滋賀・米原市生まれ。19歳。柏原小2年から野球を始める。ボーイズリーグ選抜「NOMO JAPAN」入り。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。甲子園では17年春、18年春夏の計4試合に登板。同年ドラフト4位で巨人に入団。今季はイースタンで4試合に登板、1勝1敗、防御率6・00。球種はスライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボール。190センチ、90キロ。左投左打。

 ◆与那原 大剛(よなはら・ひろたか)1998年3月9日、沖縄・北谷(ちゃたん)町生まれ。21歳。小学3年から野球を始め、同5年から投手。普天間高では甲子園出場なし。15年ドラフト3位で巨人に入団。18年6月に右肘の手術を受け、同年オフに自由契約となり、育成選手として再契約。球種はスライダー、カーブ、フォーク。189センチ、87キロ。右投右打。

最終更新:11/16(土) 20:02
スポーツ報知

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