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香港の旅行会社が青森県内視察 種差海岸、酒蔵、屋形船など好感触

11/14(木) 10:16配信

デーリー東北新聞社

 香港からの誘客促進に向け、青森県は11~13日の3日間、香港の旅行会社を招いた観光地視察ツアーを開催した。最終日の13日、一行は八戸市入りして種差海岸や八戸酒造などを訪れ、人気観光スポットの魅力を体験。参加者からは「種差海岸の風景は他では見られない」「日本酒に特別感がある」と好感触の声が聞かれた。一方、県内誘客の課題として、海外へのPR不足を指摘した。

 県によると、2018年に香港から訪れた延べ宿泊者数は2万4110人で、前年比44・6%増と伸びが目立つ。国・地域別では台湾、中国、韓国に次いで4番目となっている。

 視察ツアーは、県と日本航空(JAL)香港支店の連携事業で、香港の旅行会社6社の幹部や同支店の関係者ら計10人が参加。11日に到着し、12日は奥入瀬渓流や十和田湖、弘前公園などを見て回った。

 13日は種差天然芝生地の周辺を視察した後、八戸酒造に移動。歴史を感じさせる酒蔵の雰囲気に触れ、「八仙」ブランドの日本酒を試飲した。屋形船「新井田丸」にも乗船し、八戸港内の周遊を体験した。

 取材に対し、旅行会社「ナンワトラベルサービス」のジェイソン・シュム専務は「種差海岸の緑の芝生は独特の景色。八戸酒造の日本酒は特別感があり、海外に輸出すれば誘客につながる」とアドバイス。一方で「香港では青森県のプロモーションが少ない」とし、情報発信の強化を促した。

 一行を案内した八戸酒造の宮本則男総務部長は「近年はインバウンドが増えている。さらに外国人に来てもらえれば」と話した。

 旅行会社の関係者によると、香港の観光にはデモの影響が出ているが、日本へ向かう旅行者は大きく減少していないという。

デーリー東北新聞社

最終更新:11/14(木) 10:16
デーリー東北新聞社

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