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桜を見る会「鳩山首相が例年より相当多く呼び、1万人の大台に乗った」は誤り

11/14(木) 17:39配信

BuzzFeed Japan

費用面や招待者基準などをめぐって批判が集まり、中止が決まった首相主催の「桜を見る会」。「鳩山首相が例年より相当多く呼び、1万人の大台に乗った」という情報が広がっているが、結論からするとこれは誤りだ。BuzzFeed Newsはファクトチェックを実施した。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】

【写真】中止の「桜を見る会」今年出席した芸能人は?

情報の発端となっているのは、ニッポン放送のラジオ番組「飯田浩司のOK! Cozy up!」でのやりとりを文字起こしした記事【安倍総理主催「桜を見る会」は公金の私物化なのか】だ。

記事には、ジャーナリストの有本香氏と、ニッポン放送アナウンサーの飯田氏とのこんなやりとりが掲載されている。

有本氏:民主党政権時代で唯一行われたのが、鳩山さんのときです。そのときに1万人規模で呼んでいて、それは例年より相当多く呼んでいます。

飯田氏:前の年よりかなり増えて、大台に乗った。

Yahoo! Japanに転載された記事は、Twitterで4000以上シェアされ、拡散。

記事を紹介し、「枝野や蓮舫はなんで黙ってたの?」などというコメントが付いたツイートは、5500近い「いいね!」が集まっている。

30年前から1万人を招待

「鳩山首相の時代に例年より相当多く呼んだ」「前の年よりかなり増えて大台に乗った」という情報は、誤りだ。

まず「呼んでいる」という言葉を招待者数と捉えた場合、こうなる。

招待者が開催の1ヶ月ほど前に発表され、報道されているケースを確認すると、1988年の竹下登首相は、1万人を招待していた(毎日新聞、1988年3月8日)。

また、1991年の海部俊樹首相、1993年の宮澤喜一首相、1996年の橋本龍太郎首相もやはり1万人を招待している(毎日新聞、1991年3月9日 / 読売新聞、1993年3月16日 / 同、1996年3月8日)。

2010年に鳩山首相が招待した人数も、1万人だ(中国新聞、2010年2月24日)。

こうした事実から、有本氏と飯田氏のやりとりが誤りであることが分かる。

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最終更新:11/14(木) 17:54
BuzzFeed Japan

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