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2年連続東京王者に輝いた国士舘 昨年とは違う層の厚さで全国で1勝を目指す【明治神宮大会】

11/14(木) 13:15配信

高校野球ドットコム

 15日より開幕する明治神宮大会。秋の日本一を目指して各地区の予選を勝ち上がった強豪同士が激突する。そこで今回は東京地区代表として大会2日目の第2試合に登場する国士舘を紹介したい。

【トーナメント表】2年連続出場・国士舘は初戦で白樺学園と対戦する

【チーム紹介】

 一戦一戦戦力を整え、2年連続で秋季都大会の優勝を決めた。

 最大の功労者はエースの中西 健登。準決勝、決勝とも被安打2の完封をした投球は圧巻だった。

 打線はオーダーが固定できず、すべての試合で違った。その原因となったのは、昨年の優勝の主力でもある主将の鎌田 州真や黒澤 孟朗の不振。それでも1年生の清水 武蔵が安定した打撃をみせ、2年生の齋藤 光瑠が勝負強さを発揮。準決勝からスタメン起用された林 悠永が、準決勝、決勝で9打数6安打の成績を残すなど、層の厚さをみせた。

 守備は一部の選手の負傷や不振でポジションチェンジを行っても、難なく対応するうまさと、柔軟性がある。とりわけ、遊撃手と二塁手で出場した鎌田と、二塁手と三塁手で出場した伊藤 優が、安定した守備で内野陣をまとめていた。また捕手の吉田 健吾は強肩で、リードも一戦ごとに安定してきた。

 例年走塁のうまさには定評があるが、この秋はミスが目立った。それでも決勝戦で中西が、帝京の一瞬のスキを突いて本塁を陥れるなど、対戦校としては油断できない。

 昨年は都大会の優勝に満足し、明治神宮大会まで気持ちが回らなかった。その点今回は永田昌弘監督らが、都大会の優勝会見で既に明治神宮大会を見据えた発言をしており、初戦で完敗した昨年とは違う姿をみせるのではないか。

【投手陣】

 中西 健登が絶対的なエースに成長した。調布シニア時代は、外野手や捕手で、投手は高校に入ってから。軸の回転をみた永田監督のアドバイスで、腕を下げて、サイドスローに近い現在のフォームになった。

 直球は130キロ台だが、スライダー、カットボール、シンカーなど、変化球も豊富だ。特にシンカーは帝京の前田三夫監督が、「シンカーが打てなかった」と脱帽した。

 投手はほかに、岩瀬 風馬、竹村 輝琉、駒崎 友哉がおり、秋季大会では投げていないが、鎌田も投手を兼ねる。

 国士舘は16日の第2試合、北海道地区代表・白樺学園との初戦が控えている。

 各地区の代表の情報は高校野球ドットコムにて配信中。

大島 裕史

最終更新:11/14(木) 13:15
高校野球ドットコム

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