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配偶者特別控除ってなに? 適用要件や計算方法を解説

11/14(木) 19:32配信

ファイナンシャルフィールド

今年も年末調整の時期がやってきました。サラリーマンや公務員の方々の中には、申告書の提出が必要な方もいるかと思います。

さて、わが国の所得税法では、配偶者がいる場合、その配偶者の収入に応じて所得控除が適用されます。つまり家庭に入ってくる収入が同じであったとしても、配偶者の所得によって控除額が変わってくるのです。

この控除には、配偶者控除と配偶者特別控除がありますが、本記事では配偶者の年間所得金額が38万円超123万円以下の場合に適用される配偶者特別控除と、その計算方法について解説していきたいと思います。

また2018年と比べ制度が変わった点もありますので、その点もあわせてみていきます。なお本稿は2019年の制度を示しています。2020年以後は異なりますので、あらかじめご承知ください。

配偶者特別控除とは? 配偶者控除と何が違うの?

まずは、配偶者特別控除を理解するために、配偶者控除との違いをみていきましょう。

配偶者控除は、配偶者の年間所得金額が103万円以下の場合に適用される制度です。配偶者特別控除は、配偶者の年間所得金額が38万円超123万円以下の場合に適用される制度です。

配偶者控除と配偶者特別控除は同時に受けられません。配偶者の年間所得金額によって、いずれかを受けることになります。

2018年の税制改正により、何が変化したか?

2018年1月1日の税制改正により、配偶者特別控除の適用条件が少しだけ変更されました。改正点は、「配偶者の年間所得金額の上限増」と「納税者本人の所得に応じた、段階的な控除額の変化」の二つです。それぞれみていきましょう。

・配偶者の年間所得金額の上限増
改正前は、配偶者の年間所得金額が76万円以下である必要がありました。しかし改正後はこの上限額が大幅に増え、123万円以下でも受けられるようになりました。

・納税者本人の所得に応じて段階的に控除額が変化
納税者本人の年間所得金額が1000万円以下という点は変わりませんが、図表1の通り、納税者本人の年間所得金額によって、控除額が3段階に分けられました。

【図表1】

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最終更新:11/14(木) 19:32
ファイナンシャルフィールド

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