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安倍首相の私物化論議招いた「桜を見る会」、来年中止

11/14(木) 7:44配信

ハンギョレ新聞

菅官房長官「招請対象者を全般的に再検討」 朝日「安倍の地方区事務所が観光案内文も回す」

 日本政府が、安倍晋三首相が私物化しているとの論議が起きた「桜を見る会」を来年は開かないと発表した。

 菅義偉官房長官は、首相主催の公的行事である「桜を見る会」について「いろいろな意見があることを考慮して、招請対象者の基準などを全般的に再検討する。来年の『桜を見る会』は中止する」と13日午後発表した。

 「桜を見る会」は、「各界の功績、功労がある人々を招請して、日常の労苦を慰労すると同時に親密に話を交わす」という趣旨で、首相が主催する政府公式行事だ。1952年から4月に桜の花の名所として有名な東京都心の公園である新宿御苑で開かれている。1995年の神戸大地震、2011年の東日本大震災の時などを除いて、ほとんど毎年開かれた。行事には、皇室、国会議員、各国の外交官、ジャーナリスト、各界の代表者などが招待される。

 しかし、安倍2次内閣が発足した2012年末以降、安倍首相の後援会員などが大勢行事に招請された事実が明らかになり、安倍首相が公的行事を趣旨に合わない形で私物化しているとの論議が最近激しく起こった。

 これに関連して朝日新聞は13日、安倍首相の事務所名で作られた「桜を見る会」関連観光商品の案内文まで安倍首相の地方区がある山口県の有権者に発送してきたと報道した。

 朝日新聞は、昨年安倍首相の地方区事務所がA~Dまで4種類の東京観光コースを提示して、参加申し込みを受け付けたと伝えた。案内文には「安倍晋三事務所」と記されていた。昨年の行事に参加したある男性は、山口県地域の旅行会社に7万円程度の参加費を払ったと同紙に話した。「桜を見る会」の行事当日には、貸切バスに乗り行事の開始時刻である午前8時30分より早い午前7時に行事場所の新宿御苑に出発し、新宿御苑に到着すると持ち物検査もなくまっすぐ行事場所に入ることができたと話した。まもなく安倍首相夫婦が現れ、山口県の地域住民たちと写真を撮ったと伝えた。

 立憲民主党など野党は、国会の予算委員会でこの問題の集中審議を要求する方針だが、与党の自民党は拒否している。安倍政権は「桜を見る会」に招待された人々の名簿を公開せよとの要求に対しては、すでに廃棄したとして拒否した。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:11/14(木) 7:44
ハンギョレ新聞

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