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ソフトバンク支援の中国企業、米国上場か――中国保険最大手のフィンテック部門

11/14(木) 14:46配信

CoinDesk Japan

米証券取引委員会(SEC)に対して11月13日(現地時間)、中国最大の保険会社のフィンテック部門であるワンコネクト・ファイナンシャル・テクノロジー(OneConnect Financial Technology:金融壹账通)はIPO(新規株式公開)目論見書を提出した。同社はソフトバンクが支援しており、ナスダック(NASDAQ)での上場を計画している。

今回SECに提出されたワンコネクトの目論見書には、資金調達の設定額は1億ドル(約109億円)とされているが、この数字はさらに増える可能性もある。

ロイター(Reuters)は9月、同社が評価額の高い香港での上場に失敗した後、ニューヨークでの上場を検討していると伝えた。その報道によれば、同社は80億ドル(約8,700億円)の評価額で、IPOを通じて10億ドル(約1,090億円)の資金調達を目指していた。

今回のIPOの引受会社には、モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、JPモルガン(JPMorgan)、HSBCなどが含まれる。

ワンコネクトは、ピン・アン・インシュランス(Ping An Insurance:中国平安)の一部門で、日本のプライベートエクイティ大手ソフトバンク(SoftBank)から直接支援を受けている。ピン・アンの2018年の年次報告書によれば、ソフトバンクは2018年、ワンコネクトの評価額を75億ドル(約8157億円)としたシリーズA資金調達ラウンドを主導した。

年次報告書によれば、ピン・アンは2019年上半期の終わりまでに274件と、中国で2番目に多くのブロックチェーン関連特許を申請しており、ワンコネクトは年間売上の1%をブロックチェーン開発に充てるとされている。

ワンコネクトは、金融サービス業界におけるブロックチェーンプロジェクトに取り組む8つの研究専門機関と50の技術ラボを抱えている。ワンコネクトのホワイトペーパーによれば、同社のFiMAXブロックチェーンネットワークは、データシェアリングとプライバシープロセスを改善するとされている。

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最終更新:11/14(木) 14:46
CoinDesk Japan

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