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11月16日開業。ヨドバシが挑む大規模モール「LINKS梅田」初年度1700億円達成のカギは「エンタメ化」

11/15(金) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ヨドバシホールディングスは16日、JR大阪駅北口に立地するヨドバシ梅田タワー内に、複合商業施設「LINKS梅田(リンクスうめだ)」をオープンする。

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隣接するヨドバシカメラマルチメディア梅田と合わせた総売り場面積は、約9万平方メートル。地下1階から地上8階の9フロアで、日本初や新業態19店舗、関西発23店舗、大阪発13店舗を含む、約200店舗のテナントで構成される。

「近隣のオフィスワーカー、家族連れだけでなく、訪日客も訪れる国際交流の起点となる施設にしたい」

リンクス梅田を手がけるヨドバシ建物の安藤修一取締役・営業部部長は語る。売り上げ目標は、ヨドバシカメラマルチメディア梅田、リンクス梅田あわせて初年度1700億円。来館者目標は7700万人だ。

仙台でもライブハウスなどが入居する商業施設を計画中

ヨドバシホールディングスは、JR仙台駅東口に近接した「ヨドバシ仙台第一ビル計画」、JR札幌駅南口の旧札幌西武跡地の再開発、JR新宿西口前の新宿西口本店の再編・建設に関する計画など、大規模な店舗建設計画を抱えている。今月に入り、甲府駅前の山交百貨店跡地の取得に関する報道もなされている。

今回のリンクス梅田を皮切りに、他の地域でも家電販売だけではないビジネスに着手するのだろうか。

安藤氏は、リンクス梅田が誕生した背景を次のように語る。

「平成13年にマルチメディア梅田をオープンした際、上層階にアパレルなどテナント様が入っていました。当時は、駅前立地を活かしてテナント様を募集するだけの取り組みで、テナント様との関係性は薄いものでした。

その後、博多、秋葉原、横浜、吉祥寺、京都と順番に複合化した店舗を手がけています。家電量販店の『ヨドバシカメラ』だけではできないようなこと、でもお客様から求められていることに取り組みたいと、今回の複合施設オープンとなりました」

仙台、札幌、新宿などでも土地を取得するなかで、なぜ「梅田」からの開始なのかも気になるところだが、これは単純に開発の順番からだったそうだ。

「リンクス」の名前を使った複合施設は梅田が初。今後、他の地域での展開も計画中だという。

「現在仙台で、10万平米規模の計画に着手しています。バスターミナルを備えるほか、ライブハウス、ホテルなども入る複合施設を『リンクス』として計画中です。

新宿は、都市再生特別地区に関する事業として高層化し、低層階を商業利用、高層階をオフィスなど考えていますが、現在行政側と協議中です。形になるのは5年後くらい。新宿も、リンクスになる可能性はあります」

リンクス梅田の近隣には、グランフロント大阪、ルクア大阪など、大型商業施設が複数集まっている。そんななか「新しい」という以外の、リンクス梅田の特徴はどこにあるのか。キーワードは「エンタメ化だ」と安藤氏。

「施設をエンタメ化していこうと考えています。地下は『食のエンターテイメントフロア』とし、食物販と飲み屋が集まる『おいしいもの横丁』に。8階にはビジネスマッチングオフィス(WeWork)を入れました。これも1つのエンタメです。

また、これまで当社が力を入れてこられなかったのがカフェです。1日の来店客数が10万人規模だというのに、休憩する場所が足りていませんでした。

今回は、カフェ、フルーツパーラーなどを店内のあちこちに配しています」

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最終更新:11/16(土) 15:51
BUSINESS INSIDER JAPAN

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