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フェラーリ最大の弱点は信頼性。ビノット代表「その改善が我々に重要なこと」

11/15(金) 9:07配信

motorsport.com 日本版

 今季のフェラーリは、信頼性の問題に苦しめられてきた。実際、バーレーン、オーストリア、ドイツ、ロシアでマシントラブルにより勝利を逃した。さらにアメリカGPのフリー走行でトラブルに見舞われたシャルル・ルクレールは、今週末のブラジルGPでパワーユニットを交換することになり、グリッド降格ペナルティを受ける。

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 ルクレールのマシンにトラブルが起きる前、フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットはオースティンで、次のようにmotorsport.comに対して語っていた。

「我々はバーレーンでシャルルのマシンに問題を抱えた。そしてオーストリアの予選ではセバスチャン、ドイツの予選では2台共、その後ソチでも問題が起きた」

「それらの問題は全て、それぞれ異なるトラブルだった。同一の原因や共通点はなく、それはさらに心配なことだ」

「単一の問題が原因なら、それを解決することができるかもしれない。しかし様々な問題を抱えているという事実は、プロセス全体が信頼性に対して十分な強さを持っていないということを示している」

 今季のフェラーリは、予選パフォーマンスではメルセデスと互角の速さを見せており、9回のポールポジションを獲得している。しかし決勝ではわずか3勝。一方でメルセデスは14勝を挙げ、6年連続となるダブルタイトル獲得を決めた。

「我々に必要とされているのは、信頼性を向上させることだ。信頼性が向上すれば、より多くの勝利を手にすることができるはずだ。それが、我々にとって重要なポイントだと思う」

「未来を見据えると、ワールドチャンピオンになるためには、現在よりも信頼性を高くする必要がある」

 ビノットは、信頼性を確保するのは”時間がかかること”だと認めた。第2戦バーレーンGPでルクレールがマシントラブルにより勝利を失った後、フェラーリは数ヵ月にわたって対策に取り組んできた。

「それはまず最初に設計者にかかっている。信頼性に関する開発の観点から行う、リスクの評価にかかっているんだ」

 そうビノット代表は語る。

「それには時間がかかる。我々はバーレーンで問題を抱えた。そしてその後改善に努力してきたんだ」

 アメリカGPでベッテルは、サスペンションが壊れたことでリタイアしている。これもやはり信頼性の問題だ。しかしビノット代表曰く、フェラーリは信頼性の部分以上に、メルセデスに遅れを取っているという。

「彼らを倒すのは難しい」

「純粋なパフォーマンスだけではなく、信頼性の面でも、メンタルの面でも、戦略でも、ピットストップでも、彼らは我々よりも優れている」

「我々にはベンチマークがある。改善してきたし、シーズンを通しても改善を続けてきた。しかし、まだあるべき場所には立てていない」

「しかし設計という面でニューマシンは、信頼性について十分に明確な目標を設定していると思う」

「それらのことを達成するのは簡単ではない。しかし懸命に働くための冬の時間がある」

Scott Mitchell, Jonathan Noble

最終更新:11/15(金) 9:07
motorsport.com 日本版

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