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田崎史郎氏「私ですら...」桜を見る会問題には辛口論評 読売・産経も...

11/15(金) 19:56配信

J-CASTニュース

  総理大臣主催の「桜を見る会」について、政府は来2020年度分の中止を発表したが、その後も厳しい声が出ている。

  中止発表は19年11月13日。15日付の新聞朝刊を見ても、安倍政権に批判的なことで知られる朝日新聞などだけでなく、読売新聞と産経新聞も1面コラムや社説で厳しい論調を展開している。安倍首相に「近い」ことで知られる政治ジャーナリストの田崎史郎氏も、安倍晋三首相自らが説明をしないと「ストンと胸に落ちない」と指摘している。

■「反省しあるべき姿見直せ」

  読売新聞(15日付朝刊)の1面コラム「編集手帳」は、「『桜を見る会』にげんなりする」として、内閣府が「今年の招待者の名簿」を廃棄したとしている点などについて、

  「多くの国民が政治の暗くこそこそした部分と見比べるでしょうよ、安倍さん」
  「(略)政府は来年度の会の中止を決めた。弥縫策だろう」

と厳しく断じている。

  産経新聞(同)の社説(主張)では、「反省しあるべき姿見直せ」の見出しで、「(来春の中止決定の)判断は妥当である」としつつ、

  「見直しが必要なほど、あるべき姿から遠のいていたことについては、大いなる反省が必要だ」

と求めた。名簿破棄にも「不透明さは否めなかった」と指摘、

  「(略)税金の使途に国民の厳しい目が注がれる中で、不明確な『慣行』は、もはや通らない」

として、

  「あるべき姿を取り戻して再開すればいい」

と提言した。

田崎氏「度が過ぎた。やりすぎ」

  「桜を見る会」問題は、8日の参院予算員会での質疑を機に大きな注目を集め、テレビのワイドショーでも特集された。12日の「ひるおび!」(TBS系)に出演した政治ジャーナリスト(元時事通信解説委員長)で、安倍首相ら政権幹部との太いパイプを生かした情報を発信している田崎史郎氏は、安倍首相の後援会から約850人が参加したとされる点について、

  「度が過ぎた。やりすぎ」

と指摘し、

  「私ですら...(編注:そう思う)」

と続けた。スタジオでは小さな笑いが起き、MCの恵俊彰氏は「『私ですら』どうなんですか」と、田崎氏発言を繰り返していた。笑いが起きたのは、田崎氏と安倍政権の「近さ」はよく知られており、田崎氏に焦点を当てた毎日新聞夕刊(10月18日)の人もの記事では、

  「時に『安倍政権ベッタリ』などと皮肉る声が聞こえてこようとも『(略)いずれ書くぞ、という刀を懐に(略)』と意に介さない」

というくだりも出ていた。

  その田崎氏も連日のワイドショー出演で、時おりは安倍政権に同情的だったり、批判に慎重だったりする姿勢を見せる一方で、先のような苦言も呈した。さらには、政府の対応を先取りするかのようなタイミングでの「予測」発言もあった。なお、自身への「桜を見る会」招待状は「毎年来てますよ」とのことだが、「でも行ったことない」そうだ(11月12日「ひるおび!」)。

  同情的な発言としては、

  「法律違反ではなさそうですよ。調べてみると」(12日「ひるおび!」)
  「(会場では)樽酒をなめる程度で、『アルコールをふるまってる』というイメージを与えるのは間違ってる」(同)
  「(人選基準の)『功績』というのが誰の基準なのか判断しづらい。規定があいまい過ぎる」(13日、同)

などがあった。

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最終更新:11/15(金) 19:56
J-CASTニュース

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