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<野崎まど>アニメ業界から熱視線 バビロン、HELLO WORLD、正解するカド… 器が決まらない才能

11/16(土) 8:20配信

MANTANWEB

 アニメ業界で今、熱い視線が注がれている小説家の野崎まどさん。「[映]アムリタ」「know」などの話題作を発表してきた人気小説家で、劇場版アニメ「HELLO WORLD」やテレビアニメ「正解するカド」の脚本を担当したことも話題だ。さらに「読む劇薬」ともいわれ、過激かつ衝撃的な描写も多い小説「バビロン」がテレビアニメ化され、10月から放送されている。野崎さんの魅力とは……。

【写真特集】まさに“読む劇薬” 「バビロン」 衝撃の展開も…

 ◇常人にはない発想 バランス感覚も

 「バビロン」は、東京地検特捜部検事・正崎善(せいざき・ぜん)が製薬会社の不正事件を追う中で大きな陰謀に巻き込まれる姿を描く。人間の生死、正義や悪とは何か?という壮大なテーマに挑んだ。同作の編集を担当する講談社タイガ編集長の河北壮平さんは、野崎さんの魅力を「まどさんは、常人にはない発想で作品を書かれています。文芸界に衝撃を与えた才能で、デビュー当時から既に業界内で注目されていました」と語る。

 常人にはない発想から作品が生まれているが、世間とズレているわけではない。アニメ「バビロン」を企画したツインエンジンの山本幸治プロデューサーは「実際にお会いして、この人は常人ではない!という印象です。常人とズレているわけではなく、理屈がしっかりしている。全てに理由があるんです」と説明する。

 「正解するカド」「HELLO WORLD」は、最後の最後まで何が起こるか分からない展開が話題になった。「正解するカド」を手がけた東映アニメーションの野口光一プロデューサーは、同作について「奇想天外なキャラクターが動いて、誰も想像できなかったオチがある。野崎まどワールドになっている」と話したことがあった。

 「HELLO WORLD」を手がけた伊藤智彦監督は「とがっています。ひねくれています。オレもひねくれ者なので相性がいいんですよ(笑い)。今回は、そこまでひねくれないようにしましたが、どこかで出てしまうところはあるかもしれませんね。野崎さんのSF感をアニメとして落とし込んだものを見てみたかった。着地できたかな?と思っています」とコメント。

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最終更新:11/16(土) 8:20
MANTANWEB

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