ここから本文です

星稜、明徳義塾に再び敗れる…「松井5打席連続敬遠」以来27年ぶり激突

11/16(土) 7:22配信

スポーツ報知

◆第50回記念明治神宮野球大会第1日 ▽高校の部1回戦 明徳義塾8―5星稜(15日・神宮)

 高校の部1回戦で、星稜(北信越代表・石川)が明徳義塾(四国代表・高知)に5―8で敗退。1992年夏の甲子園で星稜の4番・松井秀喜(元巨人、ヤンキースなど)の「5打席連続敬遠」で2―3で敗れて以来27年ぶりの公式戦だったが、リベンジはならなかった。3回に4番・内山壮真捕手(2年)の左前打で先制したが、エース右腕・荻原吟哉(2年)が4回以降に明徳打線につかまり、失策も絡んで逆転を許した。5季連続甲子園出場が“当確”となっている来春センバツで、再び全国制覇に挑む。

 来春センバツでの全国制覇へ、課題が明確になった。星稜は4回、暴投と捕逸が絡み4失点。5回には、失策で出した走者を本塁打で返され3失点。6回にも、失策から追加点を許した。主将の内山は「守備のミスが失点につながっている。課題は守備力だなと感じた」と敗因を口にした。

 エースの荻原は「全てにおいて、もう1、2回り成長しないといけない」と決意を新たにした。高めに浮いたスライダーを痛打され、6回10安打8失点(自責5)。1年春の公式戦デビュー以来、被安打、失点、自責点いずれも最多となった。ヤクルトにドラフト1位で指名された奥川恭伸(3年)からエースナンバーを受け継いだ。「自分は奥川さんとは全然タイプも違う。ベース板だけで勝負するのではなく、ボール1、2個分外したところで勝負できる投手になりたい」。センバツへ向け、奥川にも比肩する制球力を極めていく。

 チーム全体で取り組んできた「強く振る」打撃で、安打数は明徳と同じ11。内山は3回2死一、三塁から先制の左前適時打を放ち、今春の石川大会初戦から続く公式戦連続安打を自己最長の30試合まで伸ばした。「どのボールに対しても自分のスイングができるように、下半身を使うことを意識している」。今秋公式戦10試合で、打率5割3分8厘、2本塁打、16打点。前チームからの不動の4番として堂々の成績を残した。

 8回には、背番号13の7番・倉知由幸右翼手(2年)が右越えに公式戦初本塁打を放った。公式戦でのスタメンはまだ4試合目だが、「もっと打ってスタメンに入って、甲子園で優勝したい。まだまだ練習しないといけない」。持ち味の長打を武器に、1ケタ背番号獲得へ名乗りを上げた。

 「5敬遠」以来27年ぶりの再戦として注目されたが、内山は「周りで言われても、自分たちは気にせずにやっていた」と強調した。次の目標は、センバツでの全国制覇。「守備の課題は多いし、バッティングもまだまだ。センバツに向け、今日見つけた課題を克服していきたい」と内山。新チーム公式戦初黒星の課題と収穫が、冬場の成長につながる養分となる。(勝田 成紀)

最終更新:11/16(土) 7:22
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事