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タツタ電線、導電性金属ペーストの安定供給へ第2工場新設

11/15(金) 6:06配信

鉄鋼新聞

 タツタ電線は2021年度をめどに導電性金属ペーストの第2工場を開設する。現在は京都工場(京都府福知山市)1カ所での製造だが、別の国内拠点でも生産する計画。同社では現在ペーストが使われていない領域を狙い、新規市場の開拓に取り組んでいる。第2工場開設でそのための供給能力を確保。併せて複数拠点からの出荷体制を整え、非常時にも供給が途絶しにくい体制を構築する。新工場は20年度に開設に着手。21年度には稼働させたい考えだ。

 同社の導電性金属ペーストは現在アンテナ配線や電極形成などに使用。成長追求事業に位置付けて新規分野の開拓とデファクトスタンダード化に注力している。新規分野では半導体周りの電磁波を制御するシールド用途に期待。スプレーで塗布する方式で、顧客の生産性向上や原価低減などに貢献する。また別のペーストでは次世代高速通信(5G)に関連した提案で新市場創出を目指している。
 新規分野開拓により主力サプライヤになるためには供給の安定性を高めることが重要。顧客からは複数拠点からの供給を求められている。第2工場の開設方式は既存建屋のスペース活用や、新建屋建設など複数案で検討中。

最終更新:11/15(金) 6:06
鉄鋼新聞

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