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進む技術革新。地球を救うのは「植物由来」のプラスチック

11/15(金) 17:00配信

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現代の私たちの文明は、プラスチックの上に成り立っているという。

今から5年前、2014年にはその1年間だけで、3億1100万トンのプラスチックが生産された。1964年には1500万トンだったため、プラスチックの生産量は50年間で約20倍に増えてしまった。

今後、2050年には2014年の3億1100万トンの50倍にまで膨れ上がると予想されている。

分解されないプラスチック。生物への悪影響も

プラスチックは加工がしやすく、利便性が高い素材であるが、環境に及ぼす影響が大きいため、その使用に関して長らく議論がなされてきた。

この問題の解決策のひとつとして、プラスチックの使用量削減があげられる。大手コーヒーチェーンのスターバックスが、2020年までに世界中の全店舗でプラスチック製ストローの使用を廃止すると発表したことなどが記憶に新しいだろう。

だが、現在生産されているプラスチックの中でリサイクルに回されているのは、全体のたった15パーセントのみ。ほとんどは、焼却処分、埋め立て、ポイ捨てされてしまうのである。

プラスチックは地中に埋めても分解されることはなく、処分するには焼却以外の方法がない。確かに、世界中でプラスチック使用の削減が進めば、焼却量は減るが、ゼロにはならない。焼却の際には有害物質が発生するため、プラスチックが存在する限り地球も生物たちも被害を受けることになる。

また、海洋に溜まった「マイクロプラスチック(5ミリメートル未満の小さなプラスチック片)」も問題視されている。これらを魚などの海洋生物が飲み込んでしまうと死んでしまうこともあれば、飲み込んだ魚が私達の食卓に並んでいる可能性もある。

今年6月には、オーストリアのニューカッスル大学が、世界の人々は週平均2000個ものマイクロプラスチック、クレジットカード1枚相当のプラスチックを摂取しているという研究結果を発表しており、私たちの体はプラスチックに確実にむしばまれている。

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最終更新:11/15(金) 17:00
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