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宇野昌磨、ジャンプ構成下げずに続ける挑戦。復調のカギは“開き直り”<ロシア大会展望>

11/15(金) 14:30配信

テレ朝POST

GPシリーズ4戦目を終えて、男子のネイサン・チェン(アメリカ)と女子のアンナ・シェルバコワ(ロシア)が2勝でファイナル進出を確定した状況。

第5戦「ロシア大会」の見どころは、誰が「GPファイナル」を確定・有力にするかになる。

“表現力”の宮原知子、回転不足克服で「GPファイナル」へ

女子は第6戦の「日本大会」に、フランス大会優勝のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)と2位のアリーナ・ザギトワ(ロシア)、カナダ大会2位の紀平梨花が出場。

順当ならこの3人が3位以内に入り、ポイントを24点以上にして「GPファイナル」進出を決めるだろう状況だ。

その前の戦いとなる「ロシア大会」では、「カナダ大会」優勝のアレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)が「GPファイナル」進出を決めるだろうが、それに続く2人目の座を「中国大会」2位の宮原知子と、「フランス大会」3位のマライア・ベル(アメリカ)が争うことになる。

宮原は2週連続の試合になるが、「中国大会」では熟成された演技を見せた。

SPは最初の連続ジャンプの3回転トゥループと、後半の3回転ループで回転不足を取られたが、アイスショーからしっかり滑り込んできたプログラムの完成度は高く、演技構成点は全選手中最高の35・15点を獲得。

68・91点と不本意な得点ながらも、シェルバコワに4・60点差の2位に付けた。

そしてFSも後半のジャンプ3本が回転不足を取られていたが、レベル4にしたスピンやステップ、さらにはコリオシークエンスでもしっかりGOE(出来栄え点)を稼ぎ、演技構成点は全選手最高の72・36点で、得点は142・27点。

トリプルアクセルを2本決めて追い上げたエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)をかわし、211・18点で2位になった。

今年2019年5月から6月にかけての「ファンタジー・オン・アイス」では、アーティストとのコラボレーションにも挑戦して磨きをかけてきた表現力の高さを見せる演技。

回転不足5本もありながら、この得点に乗せたのは、彼女の演技の確かさを証明するものだ。

一方のベルは、「フランス大会」ではSP、FSともにほぼノーミスという滑りで212・89点を獲得して3位になっている。

宮原は、ベルを上回り2位以内に入れば「GPファイナル」進出も確定する。

プログラム全体の出来に関しては「中国大会」の高評価で自信を得ているだろう。「ロシア大会」では、回転不足を克服した納得の笑顔を見せて欲しい。

他の選手を見れば、「カナダ大会」で7位に止まったエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が「カナダ大会」に続くトゥルソワとの戦いでどんな滑りを見せてくるかも注目だ。

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最終更新:11/15(金) 14:30
テレ朝POST

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