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“ママ女医”が増加して過重労働に 「ロスジェネ独身女医」の苦悩

11/15(金) 7:11配信

MONEY PLUS

今どき若手医師の人気は、「東京>地方」、「マイナー科(眼科・皮膚科・精神科など)>メジャー科(外科・内科・産婦人科など)」、「一般病院>大学病院」と言われています。2004年度からの新研修医制度によってこの傾向が始まり、2018年度からの新専門医制度によって一気に加速しました。

【図表】研修医は2年で12の科を経験、そのスケジュールは?

今回は、この三重の不人気条件を揃えた、「地方の大学病院のメジャー科の医者」の人生を覗いてみたいと思います。

※本稿は特定の個人ではなく、筆者の周囲の医師への聞き取りをもとにしたモデルケースです。

鈴木まどか先生(仮名):44才、東北地方の国立B医大講師、専門は腎臓内科、独身で母と2人暮らし

【平均的な月収】
大学病院からの本給月約55万円(別にボーナス3~4か月分)
毎週木曜日アルバイト1日10万円×4~5回
当直アルバイト1回10万円×2回
製薬会社の講演会や原稿料0~2万円
各種謝礼など0~2万円

【支出(母親分も含む)】
・住居費:2万円(分譲マンションの共益費など)
・食費:8~12万円
・水道光熱費:1~2万円
・通信費:2万円(スマホ2台、格安スマホに変更)
・車両費:3~10万円(アルバイト先まで、主に車で高速道路での移動)
・書籍・学会費:3~20万円(国際学会があった月は100万)
・医療費:2~5万円
・交際費:5~10万円
・趣味費:5~10万円

【資産】
不動産:2LDK分譲マンション、ローン済
車:プリウス
預貯金・国債・投資信託:約2000万円

しっかり者で長女タイプだった子供時代

まどか先生は、東北地方B県の出身で公務員家庭の長女として育ちました。不在がちの母親に替わって弟妹の面倒をみる、真面目でしっかりとしたお子さんだったそうです。学校でも優等生タイプで先生からの信頼も厚く、県立トップ校からB医大に現役で進学しました。2000年にB医大を卒業した後、当時の常識どおりB医大付属病院の内科医局に就職しました。

当時の国立大付属病院の研修医生活はドラマ「白い巨塔」のような「月給18万、1日18時間×週6日勤務」でしたが、同級生の多くも同様の生活をしていたので、特に不満を抱くこともなく働いていたそうです。女子医大生も徐々に増えてきましたが、男性同様の激務を当然として受け入れていました。2004年の新研修医制度の導入までは……。

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最終更新:11/15(金) 7:28
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