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フリマアプリで5000回取引、ヘビーユーザーの20代女性が買う“意外なもの”

2019/11/15(金) 12:10配信

MONEY PLUS

買い物が「これでいい」から「これがいい」に

フリマアプリを使うようになったことで、S・Aさんの買い物観や買い物の仕方は大きく変わったそうです。「作家物 陶器」で検索していろいろなものを見て、さらに知りたくなって本を買い、また検索する…といったことを繰り返すうちに、好きなものに関する知識がどんどん増えたのです。そして、ものの良し悪しがわかるようになったことで、行く店も変わりました。

「これでいい」と妥協して安いものを買うのをやめ、高くても「これがいい」と考えて、質の良いものを百貨店などに行って買うようになったといいます。
作家物の器を使う時も、「世界にひとつしかないこの器でご飯を食べよう」と考えて、壊れても修理しながら大切に使っているそうです。

フリマアプリのユーザーは「断捨離しながら小遣い稼ぎができる」ことを重視するミニマリストだと思われることがあります。しかしS・Aさんは自らを、欲しいものを何でも買う「マキシマミスト」だと考えています。フリマアプリを利用したことで自分の好きなものが分かるようになり、百貨店などで新品の購入も積極的にするようになったからです。フリマアプリは、「とりあえず買ってみて、合わなかったら売る」といった新しい消費を生み出している側面もあるようです。

【調査概要】
・消費エクストリーマー調査
調査地域:首都圏
調査手法:家庭訪問および会議室でのデプスインタビュー
調査対象:20~40代の男女
フリマアプリ・サブスクリプションを積極的に利用している方、スマホゲームや趣味に積極的にお金を使っている方、家計簿に力を入れている方など
※機縁法およびweb・SNSを通じてリクルーティング
調査期間:2019年4月8日~6月14日

十河瑠璃(博報堂生活総合研究所 研究員)

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最終更新:2019/11/15(金) 12:10
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