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メインコーチ不在の宇野昌磨はランビエルさんとロシア杯参戦「とりあえず立っていただく」

11/15(金) 6:00配信

中日スポーツ

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦・ロシア杯が15日、当地で開幕する。男子の2018年平昌冬季五輪銀メダリストで、GPシリーズ初戦だったフランス杯(グルノーブル)で8位に終わった宇野昌磨(21)=トヨタ自動車、中京大=は14日、試合会場で公式練習。今大会はフランス杯後に指導を受けた06年トリノ五輪男子銀メダルのステファン・ランビエルさんに協力してもらうことを明かし、今大会での巻き返しを誓った。

 涙に暮れたグルノーブルでの姿はない。宇野はすっかり迷いを吹っ切っていた。この日の公式練習では4回転ジャンプをサルコー、フリップ、トーループと決めていき、フリーの曲かけ練習ではフランス杯で失敗が続いたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)もきっちり成功。終了後の言葉には力がこもっていた。

 「自信を持っているわけではないけど、不安は今季の中で一番少ないです。僕が試合に出ると決めたので、責任を持ってやろうと思っています」

 今回は頼れる人間がリンクサイドにいる。フランス杯後に指導を仰いだランビエルさんだ。スイスで行った合宿での練習を「すごく充実していた。いい練習ができた」と振り返り、この日もジャンプを跳ぶごとに言葉を交わしアドバイスをもらった。さらに、今大会はキス・アンド・クライの場にも一緒に座ってもらう予定になっている。

 「とりあえず立っていただくという形で協力をしていただきます」と宇野。メインコーチ不在の今季を象徴するように独りで重圧に耐えたフランス杯とは違う形で臨むだけに、当然気持ちは高ぶる。「自分に負けずに、強気で最後まで演技することが(ロシア杯で)やるべきことだと思っています」と巻き返しを狙う。

最終更新:11/15(金) 6:00
中日スポーツ

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