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弁当を注文しながら取りに来ない“いたずら予約”…どのような罪に問えるのか専門家に聞いてみた

11/15(金) 17:02配信

FNN.jpプライムオンライン

迷惑な“いたずら予約”

おいしい料理や心のこもったサービスで利用客のお腹も心も満たしてくれる飲食店だが、奈良市にあるとんかつ店「まるかつ」が、あるいたずらで迷惑しているという投稿が話題になっている。

【画像】美味しいものをお腹いっぱい食べさせてあげたいという店主の“無料食堂”の貼り紙が泣ける

「年に1~2回ほど、電話でお弁当を何人前も注文しながら来店されない「いたずら予約」の被害にあいます。単にお忘れかもしれないので責めませんが、お弁当の無駄よりつらいのは、電話で予約を受けてくれたスタッフの申し訳なさそうな顔を見なければいけないことだということを、どうか知ってほしいです。」と投稿。

弁当を注文しながら来店しないため、お弁当が無駄になってしまっているという。確かにこれでは予約を受けたスタッフも申し訳なく感じてしまうのも無理はない。何か事情があり、どうしても取りに来れない場合もあると思うが、意図的に取りに来ないということであったら、弁当を作った人の気持ちを考えない悪質な行為である。

投稿には「食べ物には色んな方が関わっています。なぜこんなことができるのか理解できません」や「店長さんやスタッフさんの笑顔を見ているだけに悔しいです」などのコメントが寄せられ、22万超のいいねが付いている。(11月15日現在)

“いたずら予約”について「まるかつ」の店長・金子友則さんにお話しを伺った。

被害額は1度で1~3万円

ーー11月12日の投稿にあるお弁当は“いらずら予約”で無駄になったお弁当?

以前のお弁当のものです。無事お届けできたものです。「飲食店へのいたずら予約で逮捕された」というニュースを受けて、これから年末の忙しい時期に私どもも被害に遭いたくなく、ほかの飲食店のためにも日頃思っていたことを啓蒙のために今回のタイミングでツイートしました。

ーー“いたずら予約”は年に1~2回?

はい。悪意のあるいたずらなのか、忘れてしまったのか、それとも何かトラブルがあったのか当方ではわかりませんが平均1~2件です。

ーー一度にどれくらいの弁当が無駄になる?お弁当は処分される?

5から多いときで20個程度です。お店にいらっしゃるときはお客様にお土産として説明してプレゼントしたり、スタッフに持って帰ってもらったり、ご近所にお配りしたりします。

ーー被害額としてはどれくらいになる?

1~3万円です。“いたずら予約”のときは、きまってそこそこまとまったご注文や単価の高いメニューが多い気がします。飲食店がこれだけの利益を出そうと思ったらたいへんなのです。ただでさえわずかな利益がふっとびます。

ーー忘れていたというケースもあった?

忘れられているケースは2~3個など少ないご注文のときです。忘れていてわざわざ電話をしてくださったりすることもあり、そういうときはお互い様ですから、納得できますし「お金を支払う」と申し出ていただいても、いただくことはありません。お弁当もだれかにプレゼントしますので、無駄にはなりません。

ーー“いらずら予約”の電話を受けてくれたスタッフには何と声をかけている?

「悪くないので気にせんといてください(気にしないでください)」です。お名前や電話番号を聞くなど、基本的なことをしている場合は、スタッフの責任はまったくありません。やはり、そのスタッフが傷つくのがかわいそうです。今後、そのスタッフが電話にでるたびにお客様を疑ってしまうことにもなりますし。

かといって、予約の時にお客様に根掘り葉掘り、個人情報を聞くのも失礼ですし、そんなことしていたら信頼されていないという印象を与えてしまい、お弁当がおいしくなくなるのも申し訳ないですし、なかなか難しいです。
大半のお客様が当店を信じてお食事していただける以上、こちらもお客様を信じたいと思います。

ーー警察に相談するなど何か対応は考えている?

しません。実際は電話をして折り返しても、まったく出てくれなかったりしますし、違う番号を伝えてくるケースもあり、諦めます。

“いたずら予約”は年に1~2回ということだが、利益を出さなければならない中での、1~3万円の被害額は店としても経営に直接関わる深刻な問題と言えるだろう。
そして、「まるかつ」では特に対応もしていなく、諦めているという。

では、“いたずら予約”について何かしらの罪に問えるのか。
横浜西口法律事務所の飯島俊弁護士にお話しを伺った。

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最終更新:11/15(金) 17:25
FNN.jpプライムオンライン

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