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古巣への愛があってこそ?企業を巻き込み炎上する「退職エントリ」、あなたは許容できる?

11/15(金) 20:54配信

AbemaTIMES

 近年、しばしばネット上で話題を呼ぶ「退職エントリ」。中には「ぶっちゃけていってしまえば、ニコニコがもうダメだから」「NTTの社内システムは非常に使いづらい」「ホンダは私の愛したホンダではない」など、一流企業の名前を堂々と晒し、不平不満を綴っているものも少なくない。

【映像】会社を辞めた理由をネットで書くのはアリ?ナシ?

 書く側のメリットとしては「これまでの反省と目標を整理」「前職で悩んだことを書いてストレス発散」「転職先が見つかることも(技術職ならでは?)」が挙げられるようで、読む側の若者たちからも「日本には表現の自由があるから別にいいのでは。会社がちゃんとしていれば書かれないと思うし。全然あり」(20代、女性)、「入る前に会社のことがわかるので、退職率も下がると思う。めっちゃいいと思う」(10代、男性)との声が聞かれた。

 終身雇用が当たり前、愛社精神が強かったかつての日本の企業社会。しかし転職は当たり前、組織に属さないフリーの誕生やワークライフバランスが重要視されるようになった時代、とくにIT企業では「賛」の方が多いようだ。

 4年半務めた大手IT企業を辞め、今年5月に退職エントリを書いたのが、エンジニアの健さん(50)だ。「ネタ半分。楽しそうだったねというのが伝わればいいかなというくらいの軽い気持ちで」と書いた、1万字に及ぶ退職エントリを見てみると、「民度低めの人が多かった。承認欲求無駄に強め、他人の妬みや悪口が好物。根本原因を解決せずに、誰誰さんのせい、みたいな嘘やごまかしも発生」と、古巣に対する厳しい表現が並ぶ。

 しかし健さんは会社に深い恨みはなく、退職エントリはIT業界発の文化、とくにエンジニアのような技術職の人にとっては普通のことだと説明。「引っ越したとか、結婚したとか、そういう報告をなるべく手抜きしてやるというのが退職エントリ。自分の元いた会社への“最後のラブレター”みたいな形で割と楽しかった。過去資料引っ張り出してみたり。むしろ褒めているのではないかなと」。後に会長と対面した際には「“すみません、変なの書いて”」と声をかけたのだという。「ちょっとドキドキはしたけど、会長は“別に嘘書いてないし、いいんじゃないの。楽しかったよ、読んだけど”って言われて“あ、すみません”みたいな」と明かした。

 この退職エントリがきっかけで、転職の誘いも受けたという健さん。「転職エントリ」という文化への批判に対しては、「“嘘を書かない”は絶対。名誉棄損になるとよろしくない。悪口とか、炎上とかが大好きな人が増えたので、退職エントリは炎上するのではないか、と色々な人が見に来るようになった。そういう社会が悪いのではないか」と指摘した。

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最終更新:11/15(金) 20:54
AbemaTIMES

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