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ビットコインの価格は半減期でも上昇しない?──次回は2020年5月頃

11/15(金) 7:00配信

CoinDesk Japan

仮想通貨で数少ない確かなことの1つは、次のビットコイン「半減期」をめぐる議論が今後6カ月間で白熱するということ。

なぜか? 過去の半減期は価格上昇を引き起こしたから。価格上昇を好まない人はいない。

多くの人は、次の半減期も市場に同様の効果をもたらすと確信しており、「歴史は繰り返す」は単なる信念ではない──そのセオリーを裏付けるモデルが登場してきていた。

しかし価格上昇が期待されるなら、なぜすでに起こっていないのだろうか? なぜ価格はすでに折り込まれていないのだろうか?

なぜなら半減期は単なるイベント以上のものだから──物語でもあり、さらに不確実なものだ。

半減期とは何か? なぜ起こるのか?

まず、半減期とは何か、なぜ起こるのかを復習しよう。

インフレをコントロールするために、ビットコイン・プロトコルには2100万枚という発行上限数が事前にプログラムされており、新しいビットコインはネットワーク処理者(つまり「マイナー」)のためのインセンティブとして段階的かつ管理されたペースでシステムに投入される。

ビットコインが発行されるスピードは4年ごとに半減する。ゴールドの採掘の難しさが増すことを表面的に真似たものだ。

2012年11月28日、50ビットコインという初期の報酬は25に半減、そして2016年7月9日以降、マイナーは1ブロックの生成に成功するたびに、12.5ビットコインを受け取っている。

ブロックごとのネットワーク・インセンティブが「6.25」となる次の半減期は2020年5月と予想されている。

上記の表は価格(ライトブルーの線)が、過去の半減期に先立って上昇を始め、その後もしばらく上昇したことを示している。しかしデータは限定的なものだ──市場は半減期を2回しか経験しておらず、このパターンがまた繰り返されると考えることは拡大解釈となるかもしれない。

そこで需要/供給のファンダメンタル分析の出番だ。

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最終更新:11/15(金) 16:39
CoinDesk Japan

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