(ブルームバーグ): 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのセダン「モデル3」と「モデルS」は、米消費者情報専門誌「コンシューマー・リポート」から取り下げられていた推奨を再び得た。
コンシューマー・リポートが14日発表した信頼性調査の結果によれば、テスラのこれら2つのモデルは平均的な評価を獲得。モデルSは1年前、モデル3は今年2月に推奨を取り消されていたが、再び対象となる。
日本車と韓国車が上位を占めたブランド別の信頼性ランキングで米国勢は下位に低迷し、ゼネラル・モーターズ(GM)の5つ、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の複数のブランドがワースト10入りした。
コンシューマー・リポートの自動車試験担当シニアディレクター、 ジェイク・フィッシャー氏は、テスラのセダンに対する同誌の評価が定まらない理由について、頻繁な設計変更や量産を急ぐ姿勢が反映されていると説明した。「モデルX」のスコアは信頼性が最も低い部類に属し、30ブランドの信頼性ランキングで23位だった。
ブランド別の信頼性番付では、トヨタ自動車の高級車「レクサス」が首位となり、2位の「マツダ」、3位の「トヨタ」が続いた。車種別では、スコア99を獲得したセダン「レクサスIS」が1位だった。
原題:Tesla Regains Consumer Reports Endorsements as GM Brands Stumble(抜粋)
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David Welch
最終更新:11/15(金) 15:44
Bloomberg
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