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学友の故郷救おう 17日に金大生30人 台風被害の長野でボランティア

11/15(金) 1:26配信

北國新聞社

 台風19号で水害に見舞われた長野県を支援するため、金大の学生サークル「ボランティアさぽーとステーション(ボラさぽ)」のメンバーら約30人は17日、長野市内で災害ボランティア活動を実施する。金大の学生約7700人のうち長野県出身者は402人を占める。参加する学生は、北陸新幹線開業以降つながりを深める長野と、出身の学友の窮地を救おうと意気込んでいる。

 ボラさぽは8年前の東日本大震災をきっかけに発足した。これまで被災数カ月以内のボランティア派遣の経験はなかったが、メンバーや友人に長野県出身者も多いことから迅速な派遣を決めた。

 派遣地は甚大な被害を受けた長野市穂保地区。千曲川の堤防決壊箇所から程近く、多くの建物が水や泥に漬かった。地区では友人や知り合いの家が浸水被害を受けた清水祐輔さん(学校教育学類2年)=同市豊野町出身=が復旧作業に取り組んでおり、「ボラさぽ」は清水さんが所属する長野災害救助支援隊(N―FIRST)を手伝う。

 12日には、金大で説明会が開かれ、参加者が現地で行う民家やビニールハウスの泥だし作業の内容などを確認した。水害の翌日、郷里に戻った清水さんは、いまだに道路が泥まみれで、山積みのがれきが残る現状を伝え「被災からたった1カ月だが、既に周囲との温度差を感じる。被害をじかに見て、現状を多くの人に発信してほしい」と話した。

 ボラさぽは17日に続き、24日にも北陸学院大の学生とともに長野市に赴く予定で、リーダーの椿野智之さん(人文学類2年)は「人ごとではない。できるだけの支援をして行きたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:11/15(金) 1:26
北國新聞社

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