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香港経済、09年以来のマイナス成長へ-政府が年間見通し引き下げ

11/15(金) 19:10配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 香港政府は15日、今年の経済成長率予想を引き下げた。政情不安に揺れる中で、香港経済が10年前の世界的金融危機以来で初めて、年間ベースでマイナス成長に陥るとの見通しを示した。

政府の発表によれば、2019年の域内総生産(GDP)は前年比1.3%減となる見込み。7-9月(第3四半期)GDP改定値は前期比3.2%減と、速報値から変わらず。

香港で続く反政府抗議活動は予測不可能なだけでなく、たびたび暴力的な行動にエスカレートしており、多くの区域ではショッピングモールや飲食店、小売店が店を閉めたり、営業時間を短縮したりしている。政府の暗い成長見通しは不安定な情勢を反映している。

政府は発表文で「香港経済は2019年第3四半期に突然悪化した。世界同時発生的な景気減速と米中通商摩擦から既に悪影響を受けている経済に、域内の社会的衝突が深刻な打撃を与えた」と指摘、「この社会的衝突がもたらす影響が和らぐ兆しはまだ見えず、消費と投資需要の不振は年末まで続くだろう」との見通しを示した。

今年の消費者物価インフレ率予想は2.9%に上方修正された。中国本土で起きている豚肉の供給不足が影響していると、当局は指摘した。

原題:Hong Kong Economy Heading For Annual Recession Amid Protests(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Bloomberg News

最終更新:11/15(金) 19:49
Bloomberg

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