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バイオジェン、時価総額3300億円減-主力薬の特許審理で不利との見方

11/15(金) 8:50配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米医薬品メーカー、バイオジェンの時価総額が過去2営業日で30億ドル(約3300億円)余り減少した。主力の多発性硬化症治療薬「テクフィデラ」(一般名フマル酸ジメチル)の特許有効性を巡る審理を受け、ジェネリック(後発薬)が販売される可能性への懸念が強まった。株価は14日、一時3.7%安と9月12日以来の大幅な下落を演じた。

バイオジェンの特許「8399514」は無効だと主張する米マイランの請願を受け、米特許商標庁の特許審判部(PTAB)は13日、当事者系レビュー(IPR)に基づく審理を行った。マイランはテクフィデラの有効成分は何年も前から知られており、その剤形は予想可能だったと主張していた。

PTABの審理についてアナリストの間では見解が割れた。エバコアISIのユマ―・ラファット氏はバイオジェンにとって予想より良かったと指摘したが、RBCのアナリスト、ブライアン・エイブラハムズ氏はマイランの主張の方が「わずかに強い」ようだと分析。「全体として論拠や審判官の反応はマイランに徐々に有利に傾いたようだった」とし、同社が勝利する確率は60%だと顧客向けリポートに記した。

バイオジェンにとって審理が不調に終わった場合の損害は大きい。同薬の売上高は直近の四半期だけで11億ドルに上り、社内で最大の稼ぎ頭だ。

原題:Biogen Sheds $3 Billion in Value on Top Drug’s Patent Review(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Tatiana Darie

最終更新:11/15(金) 8:50
Bloomberg

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