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2020年代。テクノロジーと社会、生活はどう変わる?

11/16(土) 22:30配信

ギズモード・ジャパン

キャンピングカーでノマド生活が若者の標準になる、のかも。

もう年末の声が聞こえてきたなーっていうか、あと少しで2020年代に突入です。この10年のテクノロジーやサイエンス関係では、スマホがものすごい勢いで普及したり、車が勝手に動くようになったりといろいろなことがあって、便利になったりちょっと不安だったりとこもごもですが、次の10年はどうなるんでしょうか?

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米GizmodoのGeorge Dvorskyが各分野の専門家の予測を聞いていますので、以下ぜひ。

2010年代が終わりに向かう今、次の10年を見据えるときがやってきました。2020年代にはAIの発展やらあらゆるものの自動化、環境問題への対応、強力な遺伝子組み換え技術の実利用などなどさまざまなトピックがありますが、これらが一挙にやってくると世界はどんなことになっちゃうんでしょうか?

みんなAIに仕事を奪われるとかデザイナーベビーが生まれるとか、未来予測っぽいことはデタラメでも言えますが、専門家に聞いてみるともう少しトレンドがしっかり見えてきます。そんな大きな潮流を以下にまとめていきます。

新しい産業革命

まずこれまでもさんざ心配されてきたのは、AIが進化してさまざまな仕事が自動化され、人間の仕事が奪われることです。たしかに次の10年、世界中の働く人たちがAIやロボット技術によって破壊的な影響を受けるのは間違いなさそうです。

たとえば2018年の世界経済フォーラムの報告書では、オートメーションの結果として2022年までに世界で7500万人の職が失われるという結果が出ています。でもその報告書は、単に仕事がなくなるんじゃなく、関連して1億3300万人の職が生み出されるとも予想しています。つまり結果的には、5800万人分の仕事が増える見込みです。

ということはかなりの人が転職するはずで、その人たちは学び直しなり引っ越しなり、いろんな調整が必要になりそうです。AIか人間かの二者択一ではなくて、人間とAIが協調して仕事をこなすことがひとつの大きなトレンドになることでしょう。

『Ghost Fleet』『LikeWar』の著者で、『Burn-In: A Novel of Real Robotic Revolution』を近々刊行予定の作家P. W. Singer氏は、ロボットの反乱よりもロボティクス革命という視点で注目すべきだと言います。

「我々は今、蒸気機関や工場の誕生にも似た、産業革命の時代に突入しつつあるのです」Singer氏はメールで説明してくれました。「オートメーションとAIの波が社会のあらゆる分野に押し寄せ、農場から家庭から、戦場にまで応用されています。人間が自分自身では絶対に不可能だったほどの効率化やその道筋が生まれていくことでしょう。」

ある種の仕事がロボットやAIに取って代わられるとしたら、その主な理由は経済的なものです。経営者としては、オートメーションでお金を節約できるなら、結果として従業員を排除することがわかっていても、それを検討してしまうはずです。

Singer氏は、人類は最初の産業革命の痛みをすでに忘れていると言います。実際今、新しい技術が社会に浸透する中で、職場では仕事や役割が崩壊しはじめ、選挙では投票行動がさまざまな思惑に誘導され、あらゆる場面で法的・倫理的な難問が持ち上がり、新たな政治やイデオロギーが生まれています。次なる革命はもう始まっているんです。

「覚えていてください。前回の産業革命は、近代資本主義という概念から、社会主義、共産主義、その後数世紀かけて打ち消すファシズムといったイデオロギーまでも生み出したということを」Singer氏は語りました。

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最終更新:11/16(土) 22:30
ギズモード・ジャパン

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