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「8・5」教訓!梁川で最悪の事態を回避 自主防災組織が機能

11/16(土) 11:16配信

福島民友新聞

 台風19号で浸水被害が発生したものの死者はいなかった伊達市梁川地区。1986(昭和61)年に起きた「8・5水害」の教訓から町内会や自治会ごとにつくられた「自主防災組織」に原則、全世帯が入る。住民らが高齢者に早めの避難を呼び掛けるなど、高い防災意識が最悪の事態の回避につながった。
 阿武隈川のほか支流の広瀬川、塩野川が流れる梁川地区。先月12日に上陸した台風19号では河川が氾濫、住宅に最大で高さ2メートル以上とみられる、床上410棟、床下224棟(14日現在)の浸水被害が発生した。
 「犠牲者が出てもおかしくない状況だった」。市梁川総合支所の萩原孝之支所長は振り返る。避難勧告が出される前の12日昼の段階から、自主防災組織の住民や民生委員らが「災害弱者」の名簿を基に高齢者宅などを訪れ、夕方までの早期避難を促した。塩野川では委託された自主防災組織の住民らが水門を閉じ、排水作業にもあたった。萩原支所長は「自分たちの地域は自分たちで守るという意識があった」と地域ぐるみの取り組みを評する。

最終更新:11/16(土) 11:16
福島民友新聞

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