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浦和内定の青森山田MF武田主将はベトナムから好調維持。相手の警戒上回る動きも

11/16(土) 23:15配信

ゲキサカ

[11.16 選手権青森県予選決勝 青森山田高 0-0(PK4-2)八戸学院野辺地西高 青森県総合]

 自身も、チームも100分間でゴールを破ることができなかっただけに、物足りなさも残る。「きょうの相手はロングボールが多い相手だったんですけれども、守備のところがチャレンジ&カバーで我慢してくれていたので、得点決めないといけないけれど、守備は頑張ってくれたと思います」と守備陣に感謝していた。だが、浦和内定の注目レフティーは随所で凄みのあるプレー。相手のDFをかわすたびに観衆も沸いていた。

 青森山田高のU-18日本代表MF武田英寿主将(3年)は、10日まで開催されたAFC U-19選手権予選で全3試合に出場。初戦のU-18グアム代表戦で3得点を記録したほか、SH、ボランチのポジションからスルーパスでのチャンスメークや得点をするなど、チームの1位突破に大きく貢献した。

 この日は帰国直後だったが、メンタル面も体調も万全。「代表の遠征に行ってから少しリラックスしてサッカーができるようになった。あっちでも結構調子が良かったので、それを続けることができている」という武田は、相手のプレッシャーを何度もいなしてボールを繋いでいたほか、1人、2人をかわしての中央突破やDFと巧みに入れ替わってシュートを放つなど、相手にとっても最も危険な存在であり続けた。

 対戦した八戸学院野辺地西高の10番MF佐々木大羅(3年)は、「前向かせると怖い選手なので、(味方の選手には)『ガツガツ行け』と言っていました。中学校の頃から知っていたので、絶対に負けたくないなとずっと思っていたんですけれども、やっぱり独特のリズムや読んでいても止められないのは変わっていないなと思います」と分析。コンディションが良かったこともあり、武田は相手の警戒を上回るようなプレーをしていた。

 0-0の後半途中からは1トップへ。得点への意識を傾け過ぎたか、強引に決めに行ったことでゴールに繋がらなかったシーンがあったことも確かだ。それでも、「チームに貢献するためだったら、キャプテンとしてもそうなんですけれども結果で引っ張っていかないといけない」という決意が伝わるようなプレー。チームを背中で引っ張り、重圧のかかるPK戦1人目もしっかり決めるなど勝利に貢献した。

 プレミアリーグEASTでは得点ランキング3位の9得点。自身の結果よりも、チームが勝つことを優先している武田だが、自分が最も貢献できる部分は「点を決めること」と理解している。ボールを引き出す力やドリブル、ラストパスにも注目の武田だが、コンディションの良さを継続しながら得点を求めていく構えだ。

 日本高校選抜やU-18日本代表でチームメートだったFW染野唯月(尚志高3年)にはライバル心も。「絶対に負けられないです」。今年のプレミアリーグでの対戦成績は1勝1敗。周囲からターゲットにされるであろう前回王者のキャプテンは、16日時点で福島県予選決勝を残す染野やライバルたちを上回って全国連覇を果たす。

最終更新:11/16(土) 23:15
ゲキサカ

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