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5人の育児に無我夢中 「四つ子ちゃん」の父が講話【岩手】

11/17(日) 10:02配信

岩手日日新聞社

 花巻市諏訪地区の地域安全組織「諏訪っ子守り隊」(堀田圭二会長)は15日夜、同市上諏訪の諏訪公民館で研修会を開き、会員らが5人の子供の父親で南城小学校副校長の林博文さん(54)から長女と四つ子きょうだいの子育て奮闘体験を聞いた。

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 南城小学区の同市花南地区に諏訪が入り、林さんと堀田会長が中学校の先輩後輩の間柄から研修会の講師に招いた。会員と児童の保護者35人が参加した。

 林さんは南城小や矢沢小などの校内研修で行った「5個のランドセル」の続編を題材に語り、現在29歳の長女の誕生から27歳になった四つ子の成長を画像と映像を交えて紹介した。

 長女の誕生から2年後に県内でも数例しかなかった四つ子(3女1男)が誕生し、林さんは「盛岡赤十字病院のスタッフがプロジェクトを組んでくれた。4人が2000グラムに満たなかったが無事に産まれてくれたことが何よりうれしかった」と振り返った。

 「花巻の四つ子ちゃん」として話題を呼び、入学や卒業などの節目には報道各社に取り上げられた。林さんは「子育て戦争だった」とも語り、「27歳に想像もしなかった5児の父となったので無我夢中で、今は大変でも必ず幸せが訪れるようにとの思いだった。おむつや粉ミルク、服をたくさんの人から提供してもらったので大いに助かった」と奮闘体験の一端を紹介した。四つ子が高校受験を迎えた時は「(長女を含め)全員のテストの成績を紙に書いて張り、同じ高校に進学するよう激励した。5人とも同じ高校に進学してくれたので送迎が楽になった」とスパルタに徹した一面も見せた。

 子供たちの近況にも触れ、「現在は市内で働く四女と長男、妻の4人で暮らしている。競歩で活躍している長女は他県で、次女は県内の中学校教諭で頑張っている。三女は(5人の中で最初に)来年結婚する予定なので楽しみ」とうれしそうに語った。

最終更新:11/18(月) 9:11
岩手日日新聞社

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