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女子バスケ日本代表、スピードとチームプレーで圧倒的高さのオーストラリアを撃破

2019/11/18(月) 7:20配信

バスケット・カウント

渡嘉敷がディフェンスで踏ん張り、本橋が突き放す

この時点で64-60と追い詰められていた日本だが、キャンベージさえいなければと、本橋がドライブで切り裂いてレイアップを連続で決め、相手がインサイドをケアすれば思い切りの良い3ポイントシュートを沈めて、続いてはフリースローを決め、さらには赤穂のレイアップをアシストと、多彩な攻めでオーストラリアを突き放す。本橋はこの試合でもチーム最多の16得点を挙げて勝利に貢献した。

キャンベージ不在で窮したオーストラリアはそれまで以上に当たりを激しくすることで流れを変えようとするが、渡嘉敷とのポジション争いでファウルを連続で取られ、日本はフリースローで得点を重ねていく。オーストラリアに反撃する力が残っていなかったわけではないが、日本は付け入る隙を見せなかった。82-69で完勝した日本が、大会を3戦全勝で終えている。

第1クォーターこそ3ポイントシュートが当たったことでリードを得たが、試合を通して見れば3ポイントシュートは39本中14本成功(35.9%)と確率が異常に高かったわけではない。勝因はそれよりも、11個のターンオーバーを誘発し、そこからの得点で15-4、ファストブレイクでの得点で22-4と着実に差を付けたことだ。また相手のフィジカルと高さに苦戦しながらも攻める気持ちを失わなかったことで、15のフリースローを獲得して14本と高確率で沈めたことが差を生み出した。まさに高さの不利をスピードとチームワークで補う日本女子バスケットの勝利だった。

4日で3試合と短期間の大会ではあったが、宮下希保は大事なオーストラリア戦で先発を任されるほど評価を高め、さらには吉田が復活を印象付けるパフォーマンスを見せるなど収穫は多かった。来年の東京オリンピックに向けたメンバーを決める内競争はさらに激しさを増し、それがまたチームを強くしていくに違いない。

バスケット・カウント

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最終更新:2019/11/18(月) 7:20
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