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横手市、台北の大学で特別授業 魅力を発掘、情報発信強化目指す/台湾

11/18(月) 17:03配信

中央社フォーカス台湾

(台北中央社)秋田県横手市は16日、台北の大同大学で、市の情報発信強化に向けた特別授業を行った。日本の総務省が推進する「関係人口創出・拡大事業」のモデル事業の一環として開かれたもので、市の魅力を学生に継続的に発信してもらうことを前提に、講師として招かれた台湾の作家や有名ブロガーがSNS(交流サイト)での情報発信の技を学生に伝授した。

横手市は2015年から、国際的産学官連携モデル事業として台湾との交流を推進。2016年からは大同大とのインターンシップ事業を実施し、夏休み期間に市内企業が学生の受け入れを行ってきた。4年目の今年は学生10人が参加した。今年度の「関係人口創出・拡大事業」モデル事業として採択された取り組みでは、これまで培ってきた交流を基礎に、大同大で情報発信に関する特別授業やワークショップを開き、参加学生の中から2人をPR大使に任命。台湾向けに市の魅力を発信してもらうほか、来年2月には4泊5日の日程で市に招請し、第三者の視点から見た市の魅力の発掘を目指す。

特別授業には日本語を学ぶ応用外語学科やデザイン学部の学生30人が参加。横手市からは市職員や市内企業の代表ら計10人が出席した。学生は講師による講義や横手市に関する説明を聞いたほか、実際にフェイスブックやインスタグラムでの投稿に挑戦した。

同市の村田清和総務企画部長は取材に対し、今回の事業はSNSでの発信拡大が狙いだと話す。「一般の暮らしの中で当たり前だと思われているものが、外から見ると実は面白かったり、不思議だったりする」との考えを示し、「それを(外部の人から)見つけてもらえれば、お互いに楽しいのではないか」と期待を寄せる。

今回は大同大の学生のみが対象だが、村田部長によると、「今後は他大の学生にも声をかけて動こう」との声が同大を通じて出ているという。村田部長は「実現すれば、本当に『拡大』事業。(そうなれば)我々としてはすごくうれしい」と胸を弾ませる。「(市の魅力が)他の大学やその他の人々に伝播していき、『おっ』と思ってもらえればありがたい」と先を見据えた。

国際観光PRやSNSの運用というテーマに興味があって授業に参加したという応用外語学科4年の呉欣イさんは「横手をより一層輝かせ、多くの人に知ってもらおうという今回の取り組みはとても良い機会」だと意欲を見せた。(イ=火へんに韋)

(名切千絵)

最終更新:11/18(月) 17:03
中央社フォーカス台湾

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