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草津で滋賀国スポPRイベント 車椅子バスケの実演に歓声

11/18(月) 16:15配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 2024年に滋賀県で開催される国民スポーツ大会をPRするイベント「わたSHIGA(わたしが)輝く国スポ・障スポ開催内定イベント」が11月16日、イオンモール草津(草津市新浜町)で開催された。(びわ湖大津経済新聞)

車椅子バスケを実演する北田千尋さん 来場者はスピードと迫力に圧倒された

 国民体育大会(国体)が2023年から国民スポーツ大会(国スポ)に名称変更され、2024年には全国障害者スポーツ大会(障スポ)と共に滋賀県で開催されることが7月に内定。滋賀では1981(昭和56)年の「びわこ国体」以来43年ぶりの開催となる。滋賀で開催されることの周知と県民の参加を促すためにイベントを実施した。

 滋賀レイクスターズレイクスチアリーダーズによるパフォーマンスで始まったイベントでは、彦根市出身のリオデジャネイロオリンピック4×100mリレー銀メダリスト桐生祥秀選手や栗東市出身のパラリンピック競泳メダリストの木村敬一選手、レイクスターズキャプテンの狩野祐介選手、視覚障害者マラソンでリオパラリンピック5位に入賞した栗東市出身の近藤寛子選手などからのビデオメッセージを上映。桐生選手は「地元滋賀の大会に出場して、しっかりと活躍したい」とメッセージを送った。日野町出身で元フリースタイルモーグルスキー選手の伊藤みきさんは「スポーツをする、見る、支える。いろいろな立場で国スポを楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 小学5年生から大学生まで36人の「子ども・若者参画特別委員会(ジュニア・ユースチーム)」は「ボッチャ」「スポーツウエルネス吹き矢」「ユニカール」「e-スポーツ」の体験ブースを担当。吹き矢担当の学生は「日本で生まれた健康スポーツで、腹式呼吸を取り入れた呼吸法でストレス解消や肩こり解消に効果がある。誰でもできて楽しくなるスポーツ」とPRした。体験ブースでは、「ボッチャ」や「ユニカール」などの競技を楽しむ家族連れが多く、野洲市から来た親子は「子どもは運動が苦手だが、自分もできると喜んでいた。親子で楽しめてよかった」と話した。

 元サッカー選手の前園真聖さんと車椅子バスケットボールの北田千尋選手、三日月大造滋賀県知事によるトークショーでは、2選手の経歴やスポーツの魅力について話をした。先天性の障がいがありながら小学生の頃からバスケットボールをしていた北田さんは、中学生の時に選手になれないと知り、一度はバスケットを諦めようとするが、指導者になるために進学した大学で車椅子バスケに出合う。2015(平成27)年に25歳以下の日本代表に招集され、現在はオーストラリアリーグでプレーし、東京オリンピック出場を目指している。

 「コート上にいるほかの人がどう動くか先を読んでプレーして、それがかみ合った時が楽しい。障がいの特性によってできることとできないことがあるので、相手との駆け引きも競技の見どころ」と話した。実際に競技用の車椅子に乗り、ドリブルを披露。来場者はスピードと迫力に驚いていた。

 前園さんは「サッカーは、全員が同じイメージを持つことが必要だが、ピッチに入ったら個人で判断して決断して行動しなくてはいけない。全体を俯瞰(ふかん)で見ることは、スポーツを離れても役に立つ」と話した。

 三日月県知事は「5年後に滋賀で国スポがあることをこの機会に知ってもらえたら。準備をしっかりして、アスリートの皆さんを応援していきたい」と話した。

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最終更新:11/18(月) 16:15
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