ここから本文です

40代の負債事情。みんなの家計、赤字はどれくらい?

2019/11/18(月) 8:10配信

ファイナンシャルフィールド

総務省2018年家計調査年報 世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況より

40代の収入推移

では、40代の収入の推移はどうでしょうか? 総務省の家計調査によれば、2009年以降にリーマンショックの影響とみられる大きな落ち込みがありましたが、2013年以降は回復傾向にあるようです。

それでも2000年代の水準を上回るような回復は見せていません。そして負債額が増えていることから年収に対する負債の比率も増加傾向にあります。

また、40歳からは介護保険料の負担が発生することをはじめ、社会保険等の増加もあることから手取りベースでいえばさらに家計の負担感は増加しているのではないでしょうか。

40代で家計を改善するときのポイント

家計改善には収入を増やすか、支出を抑える必要があります。魔法のような方法はありません。

40代になると夫の収入を大きく増やすことはなかなか難しいかと思います。子どもにある程度手がかからなくなってくる時期でもあることから、もし妻が専業主婦の場合はパート等で働きにでることにより収入の改善余地は大きいかと思います。

支出の見直しは固定費からの見直しが基本になります。これは一度見直せばその効果がずっと続くからです。住宅ローンや生命保険、通信費などがその見直しの候補になります。

食費やレジャー費、雑費などの変動費は、これまでの生活習慣との結びつきが大きい費目です。そのため変動費の改善には生活スタイルや習慣の見直しが必要となります。

しかし、30代までの生活スタイルが固定化され、40代ではそれまでの生活習慣を変えることはなかなか難しいかもしれません。

40代は定年後の生活も見据えて老後資金準備も必要になってくる時期です。だからこそ40代で家計改善しようとするときには、現状の支出を今一度しっかり把握し、これまでの生活スタイルや生活習慣にとらわれずに改善策を探ることがポイントになります。

【出典】
統計局 家計調査
-2002~2005年「第8-5表 世帯主の年齢階級別貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高」
-2006~2015年「世帯主の年齢階級別貯蓄・負債現在高の推移(二人以上の世帯)」
-2016~2018年「世帯主の年齢階級別貯蓄・負債現在高の推移(二人以上の世帯)」

執筆者:小山英斗
CFP(日本FP協会認定会員)

ファイナンシャルフィールド編集部

2/2ページ

最終更新:2019/11/18(月) 8:10
ファイナンシャルフィールド

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事