ここから本文です

SSAB、水素還元製鉄の試験プラントが来夏にも稼働。25年に実証機化へ

11/18(月) 6:06配信

鉄鋼新聞

 【ストックホルム発=黒澤広之】北欧の高炉メーカー、SSABはルーレオ製鉄所で建設を進めている水素還元製鉄「HYBRIT(ハイブリット)」のパイロットプラントを来夏にも立ち上げる。2025年にもデモプラントへとスケールアップさせ、26年から一部の鋼材生産で本格活用を目指す考えだ。
 ストックホルム市内で本紙の取材に応じたマーティン・リンドクヴィスト社長兼CEOは、HYBRITを活用し耐摩耗鋼のハルドックスや高張力鋼板のストレンクスなどを「化石燃料を使わずに生産する」と意欲を示した。
 HYBRITは、鉄鉱石を水素で直接還元してスポンジアイロンを造るCO2を排出しない製鉄法。SSABはルーレオで生産したスポンジアイロンをオクセルスンド製鉄所に設ける電炉や、米国事業の電炉工場で鉄源として活用する。SSABは年産能力300万トン規模のフィンランド・ラーヘ製鉄所でも高炉2基を操業している。同所の在り方についてリンドクヴィストCEOは「議論中」としている。

最終更新:11/18(月) 6:06
鉄鋼新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事