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遺言は作成すればよいのではない 親に決められたくない「遺産分割」

11/18(月) 20:02配信

マネーの達人

なぜ、遺言書を作成すると争族になるのか?

公正証書で作成
遺言書が無効になる事もない
税理士に相談
節税にも配慮した
そんな遺言書であれば、完璧でしょうか?

遺言書を作成してはいけない理由が2つあります。

■1. 親の遺産をどうするのかは、本来残された子がやるべき宿題
子供の宿題を、親が遺言でやってしまえば、子は成長できません。

親の遺言で少ない財産を取得するのと、子自身が譲るのでは、天と地の開きがあります。

遺言は、この「譲る精神」を奪うことになります。

■2. 遺留分の存在
相続人が第三順位のきょうだい・おいめい以外には、遺留分があります。

もちろん請求しなくてもいいのですが、あえて親に少なく書かれた当事者にしてみると、当然面白くありません。

感情的にも、遺留分を請求することになります。

また、請求しなくても「心の傷」はできるかもしれません。

優秀だった子が、遺言書では少なくなる可能性

「出来の悪い子」がいれば、親として、その子に多く残す遺言書を作成する。

親の立場で考えると、それは、当たり前の感情ではないかと思います。

第三者から見れば、自然なことでも、優秀であった子にしてみれば、納得いかないかもしれません。

確かに、遺言には、付言事項で、思いを残す方法はあるものの、それすら親があえて行う必要があるのかどうか、やはり、個々に検討が必要です。

借金が多い方が、得なのか

ある、遺言書で、借金についての記載がありました。

アパート2棟遺贈する子と、アパート1棟遺贈する子がいました。

「アパートの借金は、均等に負担してください」
とありました。

アパート建設費の借金は、建物のひも付きですから、建物に応じた借金を相続させるのが、合理的かと筆者は思いましたが、依頼者は、

「借金が、多ければ、相続税が少なくなり、得ではないか?」
と言います。

確かに、相続税だけ見れば、そうですが、借金は、返済しなければなりませんし、支払利息が発生し、借金が多くなれば、支払利息も多くなります。

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最終更新:11/18(月) 20:02
マネーの達人

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