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指名漏れも日本一に燃える慶應大のエース・高橋佑樹の手練手管なピッチング

11/18(月) 21:40配信

高校野球ドットコム

 明治神宮大会3日目の第4試合、東京六大学連盟代表の慶應義塾大が北海道二連盟代表・東海大学札幌キャンパスを9対0の7回コールドで下して準決勝へコマを進めた。

【トーナメント表】明治神宮大会大学の部は4強で揃う!

 格が違った。
 広島ドラフト1位で、今年の大学生ナンバーワン右腕と評される森下暢仁(明治大)を超える16勝をマークした、慶応大のエース・高橋佑樹(4年・川越東)。

 11月の寒空の中、半袖のユニフォームから真っ向から振り下ろすオーバーハンド。140キロ前半の速球、スライダー、カーブ、チェンジアップの投げ分けが絶妙で、4回5奪三振、無失点の圧巻のピッチング。

 コールド勝ちを決めたこともあり、試合後の高橋の表情は晴れ晴れとしていた。
 「ずっと調子が良かったので不安なくマウンドに上がれました。ただ、大量リードをもらって淡々と投げていきたかったのですが、3回に連続四球を出してしまったのが反省点です」

 次々と空振りを奪う高橋のピッチングの秘密は、投球フォームの強弱をつけたことにある。
 「身体を大きく使ったり、目一杯力を入れて投げるのではなく、どうやったらキャッチャーの構えたところに良いボールが行くのか。これを考えて微調整を繰り返したら今のフォームになりました」

 投球フォームの基本的な部分は野球を始めた当初から変えていないが、細かな変更を繰り返してきたことで、現在のフォームに行きついた。

 今年はプロ志望届けを提出したものの、指名漏れ。すでに卒業後は社会人野球で進むことが決まっている。残された大学シーズンは、
 「どうにか日本一になって大久保監督を胴上げしたい」と最後に意気込みを語った。

 2000年以来の日本一まで2勝。慶応大のエースとして気迫満点のピッチングで、掴み取る。

最終更新:11/18(月) 21:40
高校野球ドットコム

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