ここから本文です

2019年秋の新譜からオルタナティブなセンスが光る5曲

11/18(月) 18:02配信

OKMusic

秋ですね。もう冬ですか? 何かとめまぐるしくて、年末感もぼちぼち漂ってきているし、あれよあれよという間に2020年になっていそうな今日この頃。新譜のリリースも多かったりして、仕事をしながらいい曲がドバドバ耳に入ってきています。というわけで、今回は秋の新譜から個人的に推したい、オルタナティブなセンスが光る5曲をお届け。素敵なバンドばかりなので、気になったら他の曲もぜひチェックしてみてください~!

「鉄紺と黄緑」('19)/ArtTheaterGuild

まずは2ndミニアルバム『NO MARBLE』を11月20日にリリースする3ピースバンド、ArtTheaterGuild(アートシアターギルド)。「鉄紺と黄緑」(てつこんときみどり)はそのリードトラックで、曲タイトルから窺えるように聴き手が自由に想像を膨らませられる伊藤のぞみ(Vo&Gu)の詞世界、そして歌声が冴えわたっています。イントロのとろけそうなアルペジオ、エモーショナルに流れていく展開も絶妙に心地良い。プロデュースはthe pillowsの山中さわお。メランコリーとアイロニーが漂うオルタナティブロックの名曲です!

「紫苑」('19)/ユアネス

続いては福岡発の4人組ギターロックバンド、ユアネス。こちらも11月20日に新作がリリースされ、その2nd EP『ES』(エス)は彼ららしい繊細さとコンセプチュアルな作風が印象深い一枚となっています。自分を顧みられるようなハッとするリリック、シネマティックで儚いシューゲイズ感など、リード曲「紫苑」は聴き応え十分で、クライマックスに向かう劇的な展開もたまりません! MVはメインでソングライティングを手がける古閑翔平(Gu)がディレクション。高精細な6Kで撮影した美しい映像も必見です。

「光福論」('19)/クアイフ

愛知・名古屋発の3ピースバンド、クアイフは10月に3rdシングル「光福論」をリリース。表題曲はTVアニメ『真・中華一番!』の書き下ろし主題歌で、光へ向かう迷いなき強い意志を感じさせる森彩乃(Vo&Key)の歌、ダイナミックに展開していくプログレッシブかつポップなサウンドは、耳の肥えたリスナーなら一瞬でワクワクできるんじゃないかと思います。イントロでさりげなく中国っぽい音階が入っていたりするのも旨味。ピアノやストリングスなども明らかに普通じゃなくてセンスがいい。MVは飯テロ注意の中華押し!

超絶テクニックを誇るギタリスト、だいじろー率いるJYOCHOの「綺麗な三角、朝日にんげん」は10月にリリースされた同名2nd EPの表題曲。“馬乗りでボコボコに殴られている気分”と話題を呼んだ「sugoi kawaii JYOCHO」に匹敵するほどインパクト抜群のナンバーで、タッピング奏法はもちろん、バチバチくる裏打ちのキメ、激情的に絡むピアノ&フルート=女性陣のパンチの入れっぷりも最高です。難しいことは考えず、“ナニコレ!?”“あああああ(語彙力!)”とか言いながら夢中で楽しめばオッケーじゃないでしょうか?

「マジック」('19)/The Songbards

ラストは、またまた11月20日発売の新譜から。兵庫・神戸出身の4人組バンド、The Songbardsのメジャーデビュー作『CHOOSE LIFE』(映画『トレインスポッティング』を彷彿させるタイトルですね)がめちゃくちゃいいロックアルバムです。リード曲「マジック」は歌い出しでもうメロメロ! こんなにさわやかで心弾むメロディーは久しぶりに聴きました。温かい気持ちになるし、後味がものすごくスウィート。日本語の瑞々しい響き、優雅に薫るUKテイストも絶品で、魔法がかかったようなムードになれます。

TEXT:田山雄士

OKMusic編集部

最終更新:11/18(月) 18:27
OKMusic

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事