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琉球に朗報、ユージーン・フェルプスが早速の活躍「ケミストリーをもたらしたい」

11/19(火) 12:05配信

バスケット・カウント

長いウイングスパンと屈強な身体、そしてパスセンス

文・写真=鈴木栄一

先週、琉球ゴールデンキングスにとっては痛恨のニュースが発表された。大黒柱ジョシュ・スコットの右膝蓋腱術後再断裂によるインジュアリーリスト入りだ。症状の深刻さから見て今シーズンの復帰はほぼ絶望で、チームが大きなショックを受けたことは想像に難しくない。

その一方で、11月17日の滋賀レイクスターズ戦で、スコットに代わる新戦力ユージーン・フェルプスが光をもたらしてくれたのも事実だ。この試合、琉球デビュー戦となったフェルプスは15得点8リバウンド3アシスト2スティール3ブロックを記録と、攻守に活躍した。

身長198cmは大型ではないが、佐々宜央ヘッドコーチによるとウイングスパンは212cmで、高さで引けを取ることはなさそうだ。筋肉隆々の体格を生かしゴール下でも力で押し込んでいく。身長こそ低いがリーチが長く、パワー満点の選手ということで、宇都宮ブレックスのジェフ・ギブスと同タイプの選手と思われるかもしれないが、それも違う。フェルプスは自ら点を取るより、シュートチャンスを作り出すことにより力を発揮する。

佐々は、自身がかつて栃木ブレックス時代にアシスタントコーチを務めた時に在籍し、2015-16シーズンのNBLでアシスト王を獲得したトミー・ブレントンに似ているタイプと評する。「ブレントンのようにペイントにアタックしながらパスも出せるし、そのままフィニッシュできる。攻撃の起点となってくれる。これまでのチームには今までにいなかった選手ですが、もともと僕がすきなタイプの選手です」

また、指揮官は「最初の予定では天皇杯の2次ラウンドで出られればいいなと思っていました。それが意外と早くビザが得られました。そして特に滋賀さんとの相性が良いと思っていました」と、合流して間もない状況で実戦起用した意図を語る。

滋賀の外国籍は、3番タイプのヘンリー・ウォーカーに加え、ビッグマンのクレイグ・ブラッキンズも3ポイントシュートを積極的に打ってくる。そのため重戦車タイプのジャック・クーリーでは、機動力の面で外のシュートのカバーが不安。動けるフェルプスは、滋賀の外国籍のアウトサイドシュート封じに最適だった。この起用がずばり的中したことは、81-45の圧勝が示している。

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最終更新:11/19(火) 12:05
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