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「ヤフーとLINE首脳の真意は?」衝撃の経営統合会見で語られた5つの重大要素

11/19(火) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

お互いに相手のコーポレートカラーのネクタイを締め、2社の社長が交互に提携の理由や狙いを説明。ときには冗談も挟まれ会場の笑いを誘う……。

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11月18日に開かれたヤフーを子会社とするZホールディングスとLINEの経営統合に関する緊急説明会は、両首脳が発する「言葉」から真意を探ろうという報道陣の熱気であふれていた。

プレス席は約300席。国内だけではなく中国大手メディアの姿もあった。相次ぐ質問に、会見の終了時間は予定より1時間ほど超過した。

2社が組む表向きの理由と、今後のスケジュール感は、既に18日8時30分頃に適時開示で明らかになっている。

そのため会見では、両社の各ユーザーにどんなメリットがあるのか、経営統合に至るまでの経緯、両社親会社(Zホールディングスはソフトバンク、LINEはNAVER)の考え、巨大IT企業同士の統合の道筋に質問が集中した。

会見の内容や質疑応答を、5つのポイントに整理してみよう。

1. PayPayとLINE Payなど、2020年10月まではそのまま

今回の会見に登壇したZホールディングスおよびヤフー社長の川邊健太郎氏とLINE社長の出澤剛氏が、何度も発したのは「統合後にならないと詳しいサービスの話はできない」というフレーズだ。

とくに、政府も推進し両社が現在も競い合っているキャッシュレス決済事業についての質問は複数回あったが、基本的には上記のコメントを繰り返した。さらに川邊氏は「(経営統合予定の2020年10月頃までは)あくまでも別の会社。切磋琢磨する別の会社だと思っている」と話し、出澤氏も同意していた。

川邊氏は「花嫁武者修行を両社でするという感じかな」とも語り、少なくとも10月頃まではPayPayおよびLINE Payが統合される(どちらかが廃止になる)ということはない旨を示した。

例外として、両社のシナジーが活かせるものとして言及されたのは、防災・減災についての取り組みだ。「Yahoo!防災速報」とLINEの公式アカウントを組み合わせて、自然災害による被害をより少なくできる可能性が示唆された。

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最終更新:11/19(火) 18:01
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