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学生の合言葉は「死なばもろとも」~香港デモで政府は押し切るか

11/19(火) 11:30配信

ニッポン放送

ニッポン放送「ザ・フォーカス」(11月18日放送)に産経新聞論説委員の山本秀也が出演。香港デモでの警官隊突入、人民解放軍の動きについて解説した。

安田講堂の攻防戦のような事態~香港理工大学に警官隊が突入

抗議活動が続く香港で18日、デモ隊が占拠していた九龍地方の香港理工大学に警官隊が突入した。催涙弾を撃ち込む警官隊に対し、デモ隊の若者らは火炎瓶を投げたり、スポーツ用の弓で矢を放つなどして抵抗。キャンパス内に火の手が上がった。ふくらはぎに矢が刺さった警官が病院に収容され、デモ隊側にも多くの負傷者が出ている模様。

森田耕次解説委員)香港警察の当局は香港理工大学、香港中文大学をデモ隊の拠点と名指しで批判しており、デモ制圧のために狙い撃ちにしたと見られています。18日早朝、デモ隊が占拠していた九龍地区の香港理工大学に警官隊が突入しまして、警察は「襲撃をやめなければ実弾を使用する」と警告したのですが、デモ隊は弓矢や火炎瓶を使って抵抗。警察の求めに応じて、その後は校内にいた人が出口から退避を始めたのですが、この衝突で24人が怪我をし、うち4人が重傷。校内には少なくとも500人が残っているという報道もあります。香港各地では抗議活動が依然として続いており、デモが収束する見通しはありません。混乱を受けて、18日も小中高校などの全校休校が継続されています。香港警察は突入を否定しておりまして、周辺道路での暴徒の逮捕と排除を続けたと発表しています。

山本)香港理工大学は街中にありまして、すぐ近くに中国大陸と結ぶ大きな鉄道の駅があるのです。香港島とのトンネルの出口も近く、デモ隊がそれを占拠して塞いでいるという情報もあります。いずれにせよ大学に入っていないと言っても、大学内が戦いの場になっていますから、これは由々しき事態ですね。安田講堂の攻防戦を思い浮かべていただくと、イメージに近いでしょうか。

森田)校内に残っているのが500人と言われているのですが、公共放送の報道では100人程が退避しようとしたところ、催涙弾のために退避できなかったと。学生らデモ隊のなかには、退避してもどうせ逮捕されるのだったら、この拠点を死守するべきだという意見も出始めているそうです。これは学生会の幹部の話として、公共放送が伝えているようです。

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最終更新:11/19(火) 11:30
ニッポン放送

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