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貯金上級者が実践している「抱き合わせ貯蓄」のテクニック

11/19(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【カンタン貯蓄 目標3年で300万円!】

 毎月の給料日には、自動積み立てで先取り貯蓄、もちろんボーナスも一部を貯蓄に回す。無駄遣いは極力排除し、友人や知人との付き合いや外食は、小遣いの範囲内で上手にやりくりする。もちろん、家計もきちんと管理できている。

 お金の使い方、貯め方がしっかり身に付き、習慣化すると、お金が増えていくのを通帳で確認するのが楽しくなり、もっと貯めたいと思うようになるものだ。こうなれば、もうしめたものである。

「近所付き合いや仕事上の付き合いなどの交際費だとか、月々の小遣いなど、日々の生活で浮いたお金は貯金箱に入れて、ある程度まとまったら小銭貯蓄に回します。月末に家計の予算が余ったら、月末貯蓄で銀行へ。家計のやりくりが上手になると、貯蓄癖がつくと同時に、プラスアルファの貯蓄ができるようになるのです」

 と話すのは、都内在住の西村裕子さん(46)だ。毎月決まった金額の先取り貯蓄に加えて、その都度、金額こそ変わるが、貯蓄ができるのだという。決して大きな金額にはならないが、先取り貯蓄と抱き合わせのような、いわばプラスアルファの毎月貯蓄術である。

 毎月の余ったお金を貯蓄に回すので、特にテクニックは必要ない。しかし、チリも積もれば方式で着実に貯まっていく。これもカンタン貯蓄の成功術のひとつである。そして、こうした貯蓄術の積み重ねが、やがて、さらなる貯蓄を増やす効果となって実を結ぶ。

■残業が楽しくなる?

「ある貯蓄セミナーで知り合った人は、先取り貯蓄をしていないのに貯まる人になっているのです」(西村さん)

 先取り貯蓄など利用すると、毎月「貯めるお金」は一定額で決まってしまう。知人は、それをしない代わりに、毎月「使うお金」を決め、残ったお金を貯蓄しているのだという。毎月使うお金が決まっていれば、残業や休日出勤などで収入が増えたときに、その分も貯蓄に回せることになる。

 ただ、このテクニックは、貯蓄上級者でなければ途中で挫折してしまうに違いない。千里の道も一歩から。抱き合わせ貯蓄のような貯蓄術からスタートし、ステップアップを目指したい。

(経済ジャーナリスト・山下知志)

最終更新:11/19(火) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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