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大河主役級の沢尻エリカ容疑者まで薬物逮捕 NHKの身体検査はなぜ甘い?

11/19(火) 15:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 NHKに相次ぐ異常事態は偶然なのか――。

 女優の沢尻エリカ容疑者(33)が合成麻薬MDMAの所持で、16日に逮捕され、波紋が広がっている。中でも大ダメージなのがNHK。沢尻容疑者は来年1月スタートの大河ドラマ「麒麟がくる」に出演予定だった。

「沢尻さんは後に織田信長の正妻となる濃姫を演じるメインキャストのひとり。すでに十数話まで撮影済みですが、主演の長谷川博己さん演じる明智光秀と絡むシーンが多く、編集は難しい。代役起用は避けられないでしょう。放送開始日が遅れるかもしれませんね」(NHK関係者)

 NHKは、現在放送中の大河ドラマ「いだてん」に出演したピエール瀧(52)がコカイン使用で逮捕され、降板したのに始まり、出演中の徳井義実(44)の1億2000万円の申告漏れが発覚。また、7月に「バリバラ」に出演した田代まさし(63)が覚醒剤所持の疑いで逮捕され、と災難続きだ。

 一部では「NHKの身体検査が甘いのでは」(キー局関係者)という声も上がっている。

「沢尻容疑者といえば、2007年に主演映画の舞台挨拶で『別に』と発言し、世間を震撼させた前後から奇行が目立つようになり、薬物疑惑が浮上していました。09年には前事務所との契約が解消され、12年には一部で大麻使用疑惑が報じられるなど、いわく付きの存在でした。最近も周囲を気にすることなく、クラブでハイテンションで騒ぐ姿が目撃されていました」(週刊誌記者)

 沢尻容疑者に対する薬物疑惑は10年以上前からあったようで、報道機関であるNHKの身体検査の甘さが指摘されるのは当然だろう。放送ジャーナリストの小田桐誠氏がこう言う。

「昔のNHKはさまざまなリスクを避けるために演歌歌手を中心に身体検査が非常に厳しかったのですが、90年代半ばあたりから甘くなったともっぱらです。原因は、あまりにもプロデューサーやディレクターが、NHKが提供しているラジオやテレビなどのサービスに、1週間に5分以上、どれだけの人が触れたかを示す接触者率を気にし過ぎるようになったからではないでしょうか」

 接触者率を意識するがあまり、安易なキャスティングに走ってしまったようだ。

「接触者率が直接的な評価基準につながることもあり、近年は、ジャニーズや芸人などをはじめ、人気タレントの安易な起用が目立ちます。報道番組はともかく、情報番組しかり。身体検査よりも話題性が優先されるようになった結果、出演者の不祥事が相次いでいるのかもしれません」(小田桐誠氏)

 度重なる出演者の不祥事は、NHKの身体検査の甘さが招いた必然ともいえそうだ。

最終更新:11/19(火) 15:00
日刊ゲンダイDIGITAL

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