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浸水想定図に誤り 田辺市、洪水ハザードマップ再配布へ

11/19(火) 16:40配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市は19日、「10月に発行したばかりの洪水ハザードマップに間違いがあった。早急に修正版を発行し、できるだけ早く全戸に配布したい」と発表した。左会津川水系の浸水想定区域図の凡例を誤るミスがあり、想定される浸水の深さが大幅に違っているという。

 洪水ハザードマップは、河川が氾濫した場合に想定される浸水の程度によって色分けしている。市は2006年度にも作成しているが、今回、今年2月に県が公表した最大規模(千年に1度)の降雨量を前提とした浸水想定を基に、改訂版を新たに発行した。広報田辺の10月号とともに、市内の約3万5千世帯に全戸配布している。

 ハザードマップの対象河川は左会津川、熊野川、大塔川、芳養川の四つ。このうち、左会津川水系の浸水範囲を示した見開き4ページ分について、浸水想定区域図の凡例を熊野川のデータと取り違えたという。

 誤った凡例で1~3メートル未満となっている浸水想定区域は、本来は5~10メートル未満であり、0・5メートル~1メートル未満となっている区域は本来は3~5メートル未満。色分けした地図と照らし合わせると、実際よりも大幅に低く表現されている。

 12日に、市内の不動産事業者から市に問い合わせがあり、印刷ミスが発覚した。作業は業者に委託していたが、事前のチェックで市職員も気付けなかった。今後、業者の負担で印刷をやり直すという。

 市は今月下旬に、ハザードマップに関する住民説明会を開く予定にしていたが、それも延期する。

 栗山卓也建設部長は「ご迷惑を掛けて申し訳ない。今後はこのようなことがないよう、チェック体制を強化していきたい」と話している。

紀伊民報

最終更新:11/19(火) 16:40
紀伊民報

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