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「プロと学業の両立」は可能? 17歳でプロ契約、横浜FC斉藤光毅が切り開く道筋とは

11/19(火) 8:44配信

REAL SPORTS

横浜FCのアカデミーで育ち、2018年7月21日のJ2第24節FC岐阜戦にて、クラブの持つ最年少出場記録を塗り替える16歳11カ月11日でトップチームデビュー。今年5月に行われたFIFA U-20ワールドカップポーランド2019にも選出された期待の高校生Jリーガー・斉藤光毅。昨年9月、17歳で交わしたクラブとのプロ契約直後に通っていた高校を退学。新たに香川真司や酒井宏樹も在籍して学んだ通信制高校に通い、プロ生活と学業の両立に取り組んでいる。クラブも「今後のモデルケースにもなる」と期待をかける現役高校生・斉藤光毅の“サッカーに集中するための”日常を追った。

高校生Jリーガーが取り組むプロ生活と学業の両立

13年ぶりのJ1昇格を目指して戦う横浜FCには、注目の高校生Jリーガーがいる。事実上のルーキーイヤーにして、11月16日のJ2・第41節終了時点で28試合出場・6得点という活躍を見せている斉藤光毅だ。

今年5月から6月にかけて行われたFIFA U-20ワールドカップポーランド2019での活躍などですでにその名を知っている人も少なくないだろう。斉藤はプロサッカー選手であると同時に、通信制高校で学ぶ現役高校3年生でもある。長く日本代表に名を連ねてきた香川真司や酒井宏樹なども在籍して学んだ経歴がある通信制高校。本稿では、斉藤のプロ生活と学業の両立にスポットを当てる。

斉藤が通っていた神奈川県内のいわゆる普通の全日制高校を退学したのは2018年の9月。斉藤が横浜FCとプロ契約を結んだ直後のことだった。

「夏休み明けの9月になってから、2~3回登校して辞めました。先生や仲の良い一部の友人には前からそれとなく話していたので、高校を辞めることについて周囲にすごく驚かれたということはありません。『がんばれよ』と励まされたぐらい。全日制の高校に入学した時点で、途中からプロ入りして通信制高校に切り替えると決意していたわけではないけれど、割と自然な流れで事が進んだと思います。家族とは、トップに上がれるかどうかという感じになってきた高校2年ぐらいから、ちょくちょくそういう話をしていましたし」 

ここで通信制高校について説明しておこう。基本的には、学校に通わずに課題・レポートを提出し、テストに合格すれば高校卒業資格が得られる高等学校である。在宅で自習するのが難しい生徒向けに通学型のサポート校などもあるが、斉藤は在宅学習の通信制を選んだ。社会人がイメージするのであれば、仕事をしながら在宅型の資格や趣味の通信講座を受講する感覚だろうか。

「課題やレポートは、寝る前に1時間程度と時間を決めて勉強しています。具体的にはテキストを読んで穴埋めのプリントをやるといったことです。午前・午後の2部練習の日は帰りも遅くて眠くなるので、練習が1部のときに特にきちんとやるように心がけています。まあ、たまにサボってしまうこともありますけど(笑)」

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最終更新:11/19(火) 9:14
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