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「首都高都心環状線」「名古屋高速都心環状線」「阪神高速1号環状線」それぞれの特徴とは?

11/19(火) 11:00配信

バイクのニュース

代表的な都心環状線について考えてみる

 ゲームやマンガの舞台になった代表的な都心環状といえば、東京都の「首都高速都心環状線」、愛知県の「名古屋高速都心環状線」、大阪府の「阪神高速1号環状線」が有名です。

【画像】複雑な「環状線」を上から見る

 文字通り“環状”になっていていることや、都心部へつながる幹線が集まることなど、これらの都心環状よく似た存在です。また観光的な面として、城の近くという特徴もあります。
 
 しかし、バイク2人乗り禁止区域や、内回りと外回りの存在する首都高速都心環状線に対して、一方通行を採用する名古屋高速都心環状線と阪神高速1号環状線との違いが存在します。

 それ以外にも大きな違いはあるのでしょうか? それぞれの特徴について考えていきます。

「首都高速都心環状線」(東京都)

 東京都にある皇居(旧江戸城)を中心に作られた首都速高都心環状線(以下、首都高速)は、内回りと外回りが設定されています。

 首都高速は、1962年に現在の首都高速の一部に含まれる「京橋」と「芝浦」間の上下線が開通しました。上下線があることからも分かりますが、元から内回りと外回りを作る思想で完成しました。

 首都高速は今後も一方通行を採用しない方針です。コスト的な理由として、一般道と進行方向が逆となり利用できない出入口ができてしまう、さらにJCT(ジャンクション)部分の改良や付け替えが必要になる事が挙げられます。

 また、交通の流動性に関する理由もあり、一方通行にすることによって現状と比較して走行距離が長くなる場合があること、結果として交通量が増え、想定する交通容量が超過するおそれがあるため、としています。

 左右からの合流で運転しにくいとされる首都高速には、1週14.8kmの間に13か所の出入口が設置されています。それらの出口も内回りのみ設置や、入口のみ設置といった場所も多く、JCTもあわせれば平均して1km以下の間隔で出入口や分岐が目前に出現することになります。

 また、他の環状線と異なり直線区間はほぼ無く、複数の曲線で構成されるトンネルや東京都千代田区銀座付近の橋脚区間、カント(道路のバンク角)のきついカーブなど、バイクにとっては慣れていても走りにくい場所が多くあります。

 また道路の継ぎ目もカーブの途中に設置されている場所や、高架部分となる形状も複雑でその間隔も比較的短く、東京都港区の首都高速汐留付近の一部では、路面の継ぎ目が数十メートルかけ道路を斜めに横断している場所もあり、バイクが苦手とする道路環境が多いことも特徴です。

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最終更新:11/20(水) 6:31
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