ここから本文です

エンジンを搭載した自転車 ペダルが付いたバイク「モペット」とは?

11/19(火) 13:00配信

バイクのニュース

モペットの本当の意味

「モペット」という乗りものは、ペダルで漕ぐ自転車にエンジンを搭載し、ペダルで漕いだり、エンジンの動力で走行可能です。

【画像】モペットってなんぞ? その正体は原付の“先祖”だった!

 その呼び名はエンジンを示す「Motor(モーター)」と「Pedal(ペダル)」を合わせた「Moped(モペット)」とされています。そのまま読むとモペッ「ド」ですが、日本ではモペッ「ト」と呼ばれることが多いようです。

「原付」は「原動機付自転車」のことですが、まさにペダルの付いたモペットを示したことが始まりです。

 現在は似たような乗りものに電動アシスト自転車がありますが、あくまでアシストであってペダルを漕がなければ前に進みません。ペダルを漕がなくても前に進むのがモベットになります。公道を走るためにはナンバープレートや保安部品、運転免許、そしてヘルメットの装着が必要です。

 日本では戦後に登場した自転車に取り付けるためのエンジンが人気を集め、ホンダの「スーパーカブ」の前身となる「カブF型」もそのひとつです。市販の自転車を改造して「カブF型」を装着し、モペットとして多くの人が乗っていた歴史もあり、当時を知る人には懐かしい乗り物でもあります。

モペットの歴史は原付の歴史

 日本の原動機付自転車の歴史は長く、登場当時は免許不要、ヘルメット不要で乗ることができる手ごろな乗り物として親しまれてきました。

 現在のスバルやホンダもモペットづくりに参加し、何百という企業が生き残りをかけて熾烈な争いがあったといわれ、2輪業界に活気があふれた時期のひとつとも言われています。

 その後も1974年発売のダイハツ「ソレックス」や1984年のホンダ「ピープル」など、ペダル付きの原動機付自転車が販売されました。

 しかし自転車のような外見で原動機を搭載したスタイルが主流になることはなく、その数は徐々に減少し、原動機付き自転車の多くはペダルの無いエンジンのみの車両へと移行していきます。ただしモペットが完全に消滅したわけではなく「Tomos」など輸入車の一部は国内で入手可能です。

1/2ページ

最終更新:11/19(火) 17:05
バイクのニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事