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北朝鮮、トランプ大統領のツイートを「首脳会談をしようという意味で解釈」

11/19(火) 7:22配信

ハンギョレ新聞

キム・ゲグァン外務省顧問談話

 北朝鮮のキム・ゲグァン外務省顧問が前日のトランプ米大統領のツイート内容について、「新たな朝米首脳会談を示唆する意味だと解釈した」という反応を示した。

 キム顧問は18日、北朝鮮官営の「朝鮮中央通信」に自身の名前で談話を発表し、トランプ大統領が17日(現地時間)にツイッターに載せた文を直接言及し、このように述べた。また、キム顧問は談話で、「米国が本当に我々との対話を続けていきたければ、まず我々を敵とみなす敵視政策を撤回する決断を下さなければならない」とも言及した。水面下の接触を通じて、年内の追加実務協議を打診している中で、米国の態度変化を促し、圧力をかけたものと見られる。

 キム顧問は同日、談話を通じて「昨年6月から朝米間に三回の首脳会談と会合が行われたが、朝米関係であまり進展したものはない」とし、「今も米国は朝鮮半島問題で何らかの進展があるようなふりをするだけで、彼らに有利な時間稼ぎを追求している」と指摘した。さらに、「我々はこれ以上我々に無益な会談に興味はない」としたうえで、「我々は何の見返りもないまま、これ以上米大統領が自慢するネタを提供はしないだろうし、すでにトランプ大統領が自分の業績として自負する成果に該当する見返りも求め直さなければならない」と述べた。

 前日、トランプ大統領は、自分のツイッターに(金正恩委員長に対して)「私はあなたがいるべきところに連れていける唯一の人間」だとし、「あなたは速やかに行動しなければならず、合意を成し遂げなければならない。近いうちに会おう!」という書き込みを残した。同日、米国防長官が朝米間の非核化交渉という外交的努力を軍事的にも後押しするという趣旨で、今年の韓米合同空中演習の延期を電撃発表した直後、トランプ大統領が金委員長に交渉に応じるよう直接求めたのだ。トランプ大統領はツイートで時期を特定しなかったが、「近いうちに会おう」とし、3回目の朝米首脳会談の可能性を示唆した。キム顧問の談話は、米国が朝米交渉、ひいては3回目の首脳会談を望むなら、従来の態度を改めなければならないという点を強調したものとみられる。

 ただし、キム顧問は朝米対話のために「敵視政策を撤回」するよう求めながらも、談話にその具体的な内容については言及しなかった。北朝鮮が規定する「対朝鮮敵視政策」の主な内容は、国際社会および米国の対北朝鮮制裁だ。そのほか、韓米合同軍事演習や国連の北朝鮮人権決議案の採択も含まれる。前日の17日、北朝鮮外務省報道官は談話を発表し、国連の北朝鮮人権決議案採択に激しく反発して「米国が敵視政策を撤回する問題が対話の議題になるならともかく、その前に核問題が協議されることは絶対にないだろう」とし、年内の追加の朝米実務協議を控えて神経戦を予告した。

ノ・ジウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:11/25(月) 10:01
ハンギョレ新聞

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